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MIさん フュージョン点検修理見積結果報告! 

こんにちは

3月になり急に修理業務が増えてきています。
昨年12月~今年2月まではほんと暇だったので、商売上嬉しいところではありますが、急に増えてくると困るのが、手数です(^_^;)
私とスタッフ一人で回しているので、お待たせするお客さんも増えちゃいますね・・・ごめんなさい。
出来るだけ丁寧に一台一台処理していきたいので、焦らずお時間下さいませ。

さて、先日お預かりしたMIさんのフュージョンの点検が完了したので報告です。
MKフュージョン2803点検 (1)
久しぶりに乗ろうとしたところエンジンが掛からなくなってしまい、バッテリーが不安だったので先に交換してみたが、相変わらずウントモスントも言わないとの事で修理ご依頼でした。
2年ほど前に中古購入されたらしいのですが、メンテナンスらしいことをしていない事もあり、点検修理で直していくことになりました。

早速、エンジン始動をこころみます。
IGをON、スターターを押してみますが、計器類の反応も無くただただカチッとリレーが作動するだけで無反応です。

バッテリーの電圧不良、安価物新品バッテリーに多い容量不足、不動車によくあるキャブレターの故障の場合、メーターの証明が暗くなったり、メーター等でわかる電源が不安定になったりする事が多いのですが、この車両は違う症状です。
こんな場合は殆どがセルモーターかマグネットスイッチ。
シートを開けてバッテリーの電圧を測定し、確認してみます。
MKフュージョン2803点検 (5)
MKフュージョン2803点検 (3)
バッテリーのメーカーはわかりませんが常時電圧は12.99Vと問題なし。
IGスイッチをONにする瞬間の電圧降下も、通常通りです。ダメなものはこの時点でかなり電圧が降下してしまいますからね。
バッテリーはまだ正常なものだと判断できます。
そこで、セルスタートしてみますが、その際の電圧降下が見られません。
セルモーターも無反応です。

ほぼほぼセルモーターで間違いなさそうです。
要は、モータまで電力は行きますが、モータの中で絶縁されストップしている状態。
こんな時の簡単な点検方法。それは少しモーターに打撃を加えます。
打撃と言っても軽くですよww

小ハンマーで貫通ドライバーなどを使い、モーターのブラシ付近を「コツンコツン」と軽く叩いて振動を与えます。
それから通常通りのスタートをしてみます。
すると、何もなかったようにセルモーターが回ってくれました。

恐らくセルモーターの中身がかなり汚れているんだと思います。
ブラシの消耗も考えられるので、一度モーターのOHが必要です。でないと、また同じ状態に戻る事は否められません。

セルが回ってくれたので、エンジン始動を試みますが、中々掛かりません。
恐らくキャブレターの中も汚れてるのかな?
ガソリンも古いのかようやく掛かった頃には、エンジンは弱弱しいアイドリングでした。
しばらく様子を見たんですが、吹け上がりも悪く、アイドリングでも止まりそうな感じです。
このままでは、走らせてもエンストを繰り返したり、場合によっては再びエンジン始動が困難な状態になりそうです。
この症状の対策には、キャブレターのOHも視野に入れて点検を再開。

充電電圧
MKフュージョン2803点検 (4)
ピーク値で14.47V有ります。
様子を見ていても安定しているので、バッテリー並びにバイクの充電系は正常なようです。

保安装置(ウインカーやヘッドライト、テールランプ等)も異常は見られません。

フロントの足回り
クッションはややヘタリ気味ですが、フュージョンのリンクサスではこんなものですね。ですので、良しとします。
ステアリングの動作もベアリング等にガタや異常はありません。

ブレーキ
フロントは油圧ディスクブレーキ、リヤは機械式のドラムブレーキとスクーターでは定番のブレーキです。
フロントの作動は硬く、効きが悪い印象です。
ジャッキアップしホイールを回しても引きづりはありません。
MKフュージョン2803点検 (6)
しかし、ディスクからキャリパーが外れにくくピストンの作動がかなり渋い状況でした。

パッドの状態を確認したところ・・・・
MKフュージョン2803点検 (8)
MKフュージョン2803点検 (9)
パッドが・・・・!

消耗していく消耗材が全くありませんでした(^_^;)
ディスクにもよく見るとうっすら傷が入り始めていました。
MKフュージョン2803点検 (10)

パッドはもちろんですが交換が必要で、キャリパーのピストンの出入りもかなり固くなっています。
MKフュージョン2803点検 (11)
フルードの交換を新車の頃から一切していないのでしょうね・・・
ピストンもダストがこべり着き、ザビも酷いのでこのまま押し込むととんでもないことになりそうです。

マスターシリンダー、リザーブタンク
MKフュージョン2803点検 (12)
MKフュージョン2803点検 (13)
半透明な液体のフルードは茶褐色に変色し、パッドが減ってるとはいえかなり量的にも少なくなっています。
これは先に述べたように、交換作業がされていない状態で結構な年月が経っている証拠ですね。
2年半前に中古車で購入されたみたいですが、なんの整備もされていなかったんでは無いでしょうか・・・

このままフルード抜き替え、パッド交換をしても、油漏れや引きづり等色々ダメージがでそうなので、フロントブレーキはOHが必要ですね。

リヤ足回り、ブレーキとタイヤ
MKフュージョン2803点検 (14)
MKフュージョン2803点検 (15)
先ずリヤクッションやエンジンハンガー等今のところガタや不良は見られませんが、フロント同様クッションはややヘタリ気味です。
これも乗り心地に影響はあるでしょうが、走行には直接影響は無さそうでなので、良しとします。

前後タイヤも空気がほとんど入っていない程度で、溝もまだしっかりあり走行には支障はありません。

リヤブレーキ
MKフュージョン2803点検 (16)
MKフュージョン2803点検 (17)
MKフュージョン2803点検 (18)
ブレーキダストが大量にたまっています。
ブレーキシュウはまだ交換時期ではありませんが、結構汚れが酷かったので、エアブローし掃除しておきました。

それより気になったのが、エンジンの汚れ・・・
MKフュージョン2803点検 (19)
オイル漏れを連想させますが、オイルフィラーキャップがしっかりしまっていなかったのが原因のようです。
MKフュージョン2803点検 (32)
取っ手のある蓋になる油面ゲージなんですが、Оリングパッキン周辺には外から混入したであろう砂利などがこてこてに取りついていますね(^_^;)
エンジンオイルの溜まるクランクケース内は、ピストンの上下で起こる加圧負圧の繰り返しにより内部にたまるオイルミストを含んだブローバイガスがどこかに逃げ場を求めますが、通常ガス抜きのためにエアクリーナーにつながるブローバイガスブリーダーで逃がしています。しかし、隙間があれば滲んだりオイル漏れを誘発するので、このフィラーキャップも締め方が緩いとこんな風に滲みが飛散し埃を吸着させてしまうんですよね><
よくゆるんで抜け落ちなかったなと感心しました。
ついでにオイルの汚れ、量もチェック
MKフュージョン2803点検 (33)
量は規定量ですが、色が真っ黒!
交換せずに継ぎ足しをしていた様な感じですね・・
ご依頼でもあるので、エンジンオイルは交換となりますが、交換前にフラッシング作業もお勧めですね。
一度綺麗にしてから、新しいエンジンオイルを入れたいところです。

続いて、エアクリーナー
MKフュージョン2803点検 (20)MKフュージョン2803点検 (21)
MKフュージョン2803点検 (24)
真っ黒・・・ここまで汚れていると、メーター読みの1万6千㌔を疑ってしまいますね・・・これは交換です。。

点火プラグ
MKフュージョン2803点検 (25)
MKフュージョン2803点検 (26)
電極の消耗も少しありますが、全体的に交換されて無さそう・・・
かなり古いものが着いていました。

最初にエンジン始動で少し触れましたが、エンジンの調子がいまいちで、キャブレターのOHは必須だと思います。
それに伴い、プラグやエアクリーナー、エンジンオイル等も調子に影響を出しやすいので交換が必要です。
中途半端にすると何かが足を引っ張る形ですっきりしない状態に成り得ますのでね!

駆動系
MKフュージョン2803点検 (27)
MKフュージョン2803点検 (29)
MKフュージョン2803点検 (31)
駆動系は2万㌔~2万5千㌔目安で点検をお勧めしているのですが、この車両はまだ2万㌔走ってません。
しかし、上に写真に写るクラッチ等の消耗等を見ると少し不安になります。

ドライブベルト
MKフュージョン2803点検 (28)
ちゃんと裏返していろいろチェックしてみたんですが、ひび割れ等も少しあります。
距離相応かどうかが微妙ですが心配なので、一度駆動系もOHがお勧めですね。

冷却水
MKフュージョン2803点検 (34)
リザーブタンク内はほぼ空です。
ブレーキフルードにもありましたが、ノーメンテになる率が高いのが水冷エンジンの冷却水。
こちらも長らく交換されてないようですね。水漏れ等は無さそうなので、一度交換が必要です。
水は4年に一度交換が理想的です。

MKフュージョン2803点検 (35)
これで一通りチェックは終了です。

結果から以下の内容の修理をお勧め
・フロントブレーキOH、パッド交換・・・・・必須
・フルード抜き替え・・・・・必須
・セルモーターOH・・・・・必須
・駆動系OH・・・・・推奨(様子を見ても5千㌔以内)
・点火プラグ交換・・・・・必須
・エアクリーナエレメント交換・・・・必須
・キャブレターOH・・・・・必須
・エンジンオイルフラッシング・・・・・推奨
・エンジンオイル交換・・・・・御依頼分
・冷却水交換・・・・・必須


走行距離とエンジンの消耗具合が合致しません(^_^;)
積み変わっているのか、どこかでメーターが交換されているのかは検討が付きませんが、気のせいでは無いような気がします。
普通に乗るためにも作業は必須な事が多いのですが、見積し連絡しますので、相談に乗りたいと思います。
それでは、もう少々お待ちください。

報告終わり
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テーマ: バイク屋さん日記

ジャンル: 車・バイク

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