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STさん フォルツァ加速不良修理、定期点検報告! 

こんばんは

大変お待たせしているSTさんのフォルツァの修理と点検結果の報告です。

ST点検駆動系修理 (1)
 

修理ご依頼の内容は、発進時にスロットル操作に対して、バイクが一瞬出遅れる、音が鳴り振動が酷く出ると言った症状でした。
通常スクーターではクラッチがつながる時(クラッチイン)に振動や、音が鳴る、所謂「ジャダ」が発生する事があります。
大体そういった場合、クラッチに問題が起こっていたり、ドライブベルトの摩耗が原因になる事が多いんです。

軽く店前で試乗してみると、症状の確認は出来なかったんですが、ある異変に気が付きました。
発進する時の加速がたるいんです。。。
なんだか、マニュアル車両の2速発進をしている時の様に(・_・;)
Sマチックのドライブモードを変えてみたり、マニュアルモードに変えて試乗を繰り返したんですが、1速のギヤ比がどう考えてもハイギヤードになっています。
STさんには、この車両の詳細を確認して、原因は駆動系のトラブルで間違いないと伝え預かる事になったんです。

そもそも今回の修理の相談を購入店に打診したらしいのですが、対応が悪かったらしく、当店にご依頼くださいました。
他の部位も気になるのでついでに点検してほしいとご依頼なので、点検修理をお勧めし預かる事に成りました。

購入店では、駆動系のジャダは仕方が無いので保障外であると購入前に言われたとの事・・・
一体どのような認識なんでしょうね
この車両にジャダが出る事を知っていたような口ぶりです。

最近、中古車だから仕方ない、メーカーが「カワサキ」「スズキ」だから仕方が無い、こんな症状は癖なので直せません、こんな修理は直せません。。。。。と
言い出すときりがないですが、このような無責任な返答をするショップが多いようです。

そんな事を平気で言うから、客さんのバイク屋離れが止まらないんですよ。
修理できないんだったらバイク屋と名乗るのはやめて頂きたい。
情けない限りです。


・・・すいません脱線しました。
本題に戻しますね(^_^;)

点検に入る前に、駆動系の点検から行いました。
ST点検駆動系修理 (2) ST点検駆動系修理 (3)
このフォルツァは電子制御で駆動系を制御しています。
今までの機械式タイプ(ウェイトローラーなどが入っているタイプ)とは違い、モーターを使用して、変速していくタイプに成ります。
では カバー類を外して中をチェック
ST点検駆動系修理 (4) 
カバーを外したらまず目に飛び込んできたのがクラッチ側のドリブンプーリーです。
ベルトが食い込んでいるが分かると思います。
ドライブ側はどうか?
ST点検駆動系修理 (5) 
こちらはLOWギヤ状態の場合、エンジン側からせり出すドライブプーリーは全開で開いてベルトは一番食い込んだ状態になっていなくてはいけませんが、こちらも少しせり出してベルトも少し外側に出ていますね・・

ドライブフェイスを外してみます
ST点検駆動系修理 (6) 
赤丸で囲んだ部分を見てくださいね

せり出たプーリーをめい一杯戻してしまうと・・・
ST点検駆動系修理 (7)
5ミリほどですが、プーリーが奥に入りました
この状態で、ドライブベルトをかけて元に戻すと・・・
ST点検駆動系修理 (10) ST点検駆動系修理 (11) ST点検駆動系修理 (12)
ドライブ側のプーリーにはベルトがしっかり食い込み、ドリブン側になるクラッチ側はしっかりベルトが外一杯まで押し出されている状態になっているのが分かると思います。
ドライブ側ドリブン側共にLOWギヤードに成りました
これが1速の状態です

バイクのECUは、先ほどの状態を1速と思い込んでいますので、センサーを取り外して、初期化する必要があります。
でないと、エンジンをかけるだけで、元通りに戻りますからね(^_^;)

初期化作業を終えて試乗してみます。
すると、通常通りのダッシュ力が戻りました。
エンジン回転数もスムーズに上がる様になり、大変スムーズな発進加速が出来るようになりました!
今回のジャダもこの不良が原因だと考えられますね。
ベルトやクラッチには負担が大きくなりますから・・・

修理完了後少し試乗テストして問題が無ければ返そうと思います。


さて、続きまして点検作業です。
ST点検駆動系修理 (14) 
日は変わりまして点検と相成りました・・ごめんなさい。

先ずはバッテリーから!
ST点検駆動系修理 (13) 
常時電圧・・・エンジンを始動していない時の電圧です。
12.73V通常12.5V以上あれば良いので、問題は無さそうです。

充電電圧・・・エンジンを始動し充電状態の確認です。(写真を撮るのを忘れていました)
13.5V以上あり問題は有りません。

灯火類などの保安装置もすべて正常に作動しており、電気系は問題ありませんでした。

フロント足回り
ST点検駆動系修理 (15) 
ハンドリング、ステムのベアリング、ホイールのベアリング、フロントフォークの状態、何れも問題はありません。
走行距離が一万キロ以内である事は嘘ではないようですねw

フロントブレーキ
ブレーキフルード
フロント
ST点検駆動系修理 (17) ST点検駆動系修理 (18)

リヤ
ST点検駆動系修理 (19) 
フルードの色はかなり汚れていました。
もう長年交換されていないようです。
フルードの交換とエア抜き作業が必要ですね。

フロントキャリパー
ST点検駆動系修理 (16)


リヤキャリパー
 ST点検駆動系修理 (21) ST点検駆動系修理 (22)

ピストンの作動、パッドの残量共に問題無!
エアブローして掃除だけはしてあります。

タイヤの方も残量しっかりありますし、空気圧の調整だけで大丈夫です。
リヤサスペンションもヘタリ感がまだあまり感じられませんので、問題無。
ST点検駆動系修理 (20) 

エンジンマウント、リヤホイールの軸受けになるファイナルミッションギヤ部のベアリングのガタ共に無です。
走行距離が走っていない証拠みたいなものですね。

それではエンジン周辺です。
先ず駆動系のドライブベルト
ST点検駆動系修理 (8) ST点検駆動系修理 (9)
状態は・・・先ほど述べたとおり負担が大きかったのは分かるのですが、いますぐ交換が必要かと、問われるとこれからの乗り方次第と言ったところでしょうか。
丁寧に乗ってもらえると後1万キロは問題ないと思います。
無難なのは交換ですが、5千キロ程走ってから考えても遅くは無い様に見えます。
今回はパスしておきますが、違和感を感じるようであれば、その時にまた診せて下さいね。

点火プラグ
ST点検駆動系修理 (24) 
若干汚れは目立ちますが、問題ありません。
納車前に交換したのではないかな?

エアクリーナーエレメント
ST点検駆動系修理 (23) 
まだ大丈夫!

冷却水
ST点検駆動系修理 (25) ST点検駆動系修理 (27)
クーラント(冷却水)は色が変色してきていてリザーブタンク、ラジエターキャップ内を見てみたら量も少なくなっています。
何年も交換してないのだと思います。
交換しておいた方が良いでしょう。

エンジンオイル
ST点検駆動系修理 (28) 
量が減っており、色も汚い・・・まだ納車から1000㌔程だそうですが、納車前に交換していないのか?
エレメントと一緒に交換しておいた方が無難ですね。

ST点検駆動系修理 (29) ST点検駆動系修理 (30) ST点検駆動系修理 (31)

エンジンオイル、冷却水の漏れ特に気になるところはありません。


以上で点検は終わりです。
ST点検駆動系修理 (34)


車体の状態は油脂類の交換が全然ですが、走行距離が少ない事も幸いし、車体はまだまだ大丈夫ですね。
以下の内容の修理をお勧めし、見積に計上します。

・Sマチック初期化(施行済み)
・ブレーキフルードの交換、エア抜き(必須)
・冷却水交換(必須)
・エンジンオイル、オイルエレメント交換(必須)

見積がすぐに出来上がるので、また報告で連絡しますね!


終わり
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テーマ: バイク屋さん日記

ジャンル: 車・バイク

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素晴らしい!

ゴロー #- | URL | 2014/10/23 23:13 * edit *

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