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ED君ハーレースポーツスター1200リヤサスOH完成!&STさん マジェスティ250点検見積!&YSさん ゼファー1100エンジン不調故障診断その1! 

こんばんは

早速ですが、報告です。

最初はED君のハーレースポーツスター1200作業完成のお知らせです!
EDオイル交換 (1)
リヤサスのオイル漏れによりBABANASHOXさんに出していたOHも終わり、オイル交換エレメント交換、ガソリンタンクキャップ修理が完了しています。
リヤサスはオーリンズのツインサス
EDリヤサス (2)
交換になったオイルシールとガイドブッシュEDリヤサス (4)
そして、インナーロッドの再メッキ物への交換EDリヤサス (3)
車体へ取り付けスタンドを外した瞬間!
少し持ち上がったテールエンドがOHを終えた証ww

しっかりと車体を支えて、素押ししてもその感触は分かりました~
またこれからどんどん走っていけそうですねw
エンジンオイル、オイルエレメントの交換も終わりまして、ご依頼だったタンクキャップのガソリン漏れの修理も施行済み!
最初締め切っても少し浮いていたキャップにより、ガス満タン時にガソリンにじみがありました。EDリヤサス (14)
元々このガソリンタンクはSTORZアルミタンク
前のオーナーED君のお兄ちゃんにより鍵のついた現キャップに交換されたものだったんですが、悩みがガソリンにじみ。
以前からこのタンクに合うものを探していたんですが・・・・
見つからないw
今回はキャップを見つける事30分で原因を見つける事に成功しましたw
原因は、タンク側に切られている雌ねじのピッチとキャップ側のネジピッチの違いから、ねじ込む際に途中で止まっていたんですね・・・そら締まらんわ^^;
そこで、キャップ側のねじを半山削ってねじ込みが深くなるように加工をしてみました。EDリヤサス (8)後が無いので緊張した(・_・;)
・・・・が!
EDリヤサス (13)見事に根元まで締められるようになりましたw
ゆすっても噴き出すようなことが今の所確認できていませんので、もう大丈夫だと思います!
という事で、作業は完了~EDリヤサス2
ご来店お待ちしてます(^_^)v

次。
お待たせしているSTさんのマジェスティの点検見積作業報告です。
既にメールでだいたいはお伝えしております。

STさんは遠くは京都よりご来店くださいました。
補足も加え詳しく解説します!
ST点検 (1)
ご依頼の発端は水温計の普遍的な動きへの故障診断でした。

走行中上がったり下がったりする水温計がおかしいのでは?との事でした。
ビックスクーターの場合、ラジエターからエンジンまでの距離がそこそこあるために、抜き替え作業などを行ったり、放置により冷却水が減ってしまった場合にエア噛みなどが起こりやすいのですが、その時の症状に話を聞いていると似ているのです。
乗りっぱなしになっている事が多いの種類なので、こういう症例は少なくありません。
それらも踏まえて点検をご依頼くださいました。
お預かりから約一週間経過してしまい申し訳なかったのですが、漸く作業開始です。
まず、バッテリーの状態のチェックからです。
ST点検 (2)
バッテリーは海外製の安物バッテリーでした。当たり外れが多いので傷む前に正規品へ交換をお勧めします。
IGスイッチOFF時の常時電圧の点検ST点検 (3)海外製にしては優秀な値です。12.7V
でも、この値はあまりあてになりません。セルモーターを回している時の電圧降下が激しい物が多いので・・

続きまして、エンジンを始動し充電電圧のチェックです。
ここで、異変が。
エンジンをスタートしたいのに中々スタートしてくれません。要は掛かってくれない・・・
バッテリーが悪いような感じは受けないのですが、何回か試している間にようやく始動です。
始動困難の要因もあるようです。
充電電圧(ピーク時)ST点検 (14)14.0Vまあまあですね。悪く無さそうです。

続いて保安装置(灯火類)のチェックをしたんですが、ウインカーやテールランプが適正ではありません。
フロントウインカー右ST点検 (7)
左も同じ
テール、ブレーキランプとリヤウインカー右ST点検 (8)
ウィンカー、テールランプ共に白灯になっています。
これは道交法に違反していますよ~(;一_一)
ウインカーはオレンジ、テール&ブレーキランプは赤色に灯火しないといけません。
色電球に交換して置きます。

この時についでにエンジンの水温計を見てみます。
始動してから1分ほどでした。ST点検 (10)ん??すでに半分くらいまで水温計がふれている??
この日は雨上がりで気温はそんなに高くなかったのです。
いくらなんでも早すぎるような・・・
何か嫌なオーラが出ていますね(・_・;)
少し様子を見ますが、あまり変化も無いので、次のチェックに移りました。気になるな・・・

続きまして、フロント足回りのチェック
フロントホイールのガタ、ブレーキの引きづりが無いかをチェックし、ステアリングの末切りを行いステムベアリングのチェック。
ST点検 (18)ホイールベアリングのチェックはOK問題無です。
ブレーキの引きづりも無く状態は良好です。
しかし、ステアリングの動きが変ですね。
ステムベアリングの段付き摩耗が酷い状態でした。
フロントをジャッキアップし点検するのですが、真ん中付近で手を離すと・・・
ST点検 (16)ST点検 (17)勝手に真ん中の位置にステアリングが「ガクン」と戻ります。
これはステムベアリングが段付き摩耗を起こしていて、一か所に半固定状態の証です。
症状は末期です。
今回ベアリングの交換をしたほうが良いでしょう。ステアリングがスムーズではなく走行に支障をきたしています。

続きまして、フロントブレーキキャリパー、ブレーキパッドの残量チェック。ST点検 (20)キャリパーのピストンの動きは汚れがひどいですが良い方です。
念のため揉み出し作業をを行い掃除とグリスアップしておいた方が良いでしょう。
状態が良いのでお勧めです。
ただ、ブレーキパッドが最悪でした。ST点検 (23)2枚入っているパッドの残量はそこそこあるのですが、写真の様に摩耗材が剥離しています。
パッドのメーカーを見ると・・・[YAMASIDA」通販やネットで出回っている安物パッドです。
この様に剥離が始まっていると、いつ完全に摩耗材が外れてしまうか・・・・怖くて考えられません。
交換が必要です。安物はろくなことがありませんので、お勧めのAPパッドに交換です。←必須

前後ブレーキフルードのチェックST点検 (24)ST点検 (26)マスターシリンダーの中にたまっているフルードは結構いい感じに劣化しています。
2年以上交換されていないんじゃないでしょうか・・
今回交換しておきます。ブレーキの作動が正常なので今の内ですね。

リヤの足回りのチェックです。
スイングアーム、エンジンユニット、ホイールのガタなどを確認ST点検 (27)ガタも無く異常なし。
リヤサスも抜けた感じは多少ありますが、まだ問題はありません。フロントフォークも同じでした。

マフラーを外してキャリパーチェックです。ST点検 (28)社外品のマフラーに交換されていますが、このマフラーは既に壊れかけています。
エキパイやサイレンサーの継ぎ目にはガタがあり、マウントになるところも適当に止められていました。
将来的に脱落や、音割れの原因に成りかねませんので、早めに新しい物に交換されては如何でしょうか。

リヤブレーキキャリパのチェックST点検 (29)フロント同様に動きは悪くありません。ただ、やはりこちらも結構な汚れ方なので、揉み出し作業は必要です。
パッドST点検 (30)こちらは純正パッドがまだついていました。残量もまだ大丈夫なので、面取りグリスアップにて対応しておきます。

タイヤは前後共に最近交換されていたのでまだまだ大丈夫です。空気圧のチェックだけしておきました。

続いて、いよいよエンジン周辺です。
まずは、エアクリーナー並びに駆動系のチェックです。
ST点検 (31)

エアクリーナーエレメントST点検 (32)フィルターはスポンジのウェットタイプです。
既に目詰まりが始まっており、スポンジの劣化もありますので、交換が良いでしょう。

駆動系冷却用のダクトフィルターST点検 (33)これは定番ですが、こちらも真っ黒に汚れが詰まっています。
こちらはドライタイプなので、エアーブローで対応で来ます。
ケースカバーを外して駆動系をチェックST点検 (34)カバーを外そうと思い各ボルトを緩めていて気づきました。
オイル漏れですね・・・・触ってみるとエンジンオイルのようです。
ドレンスクリューのそばなのでオイル交換時の拭き残しの様にも見えますが、これは違います。
ケースカバーを開けると・・・ST点検 (35)ST点検 (36)ケースカバー内部からのオイル漏れで会ある事が判明。
この直上にはクランクシャフトがあるのですが、どうもそこのオイルシールから漏れているようです。
駆動系部品を外して確認してみました。ST点検 (41)矢印がオイルシールST点検 (42)シャフトの下にオイルだれもあります・・・・
シール交換が必要ですが、この部分は簡単な方法で交換が出来そうにありません・・・・・(;一_一)
材質が硬いので、ピックなどでほじくるには傷をつけてしまうからです。
これを直すにはクランクーシャフトを抜いた状態での交換が理想です。 ん~~~~~。。
これはまずい。。

駆動系パーツドライブプーリー内のウェイトローラーST点検 (44)ST点検 (45)ウェットタイプなのにグリスが飛び散り摩耗しています。
VベルトST点検 (38)ST点検 (40)コグ部に肉割れが出ています。
これは断裂寸前。こちらも交換です。
走行距離は35000㌔ほどですが、一度も駆動系のOHはしていないのか・・・それともしたけど不十分な作業なのか・・・・

オイル漏れが見つかったのでエンジンオイルの量確認
ST点検 (48)ST点検 (49)ディップゲージを差し込みオイルの量確認をしましたが、オイルはついてきません。
中をのぞいてもオイルの油面が確認できません。ST点検 (50)
オイルはかなり少なくなっている可能性が高いです。
なんか違和感を感じ、再びエンジンを始動してみました。
すると、さっきまできゅるきゅる言っていたモータの音が途中で止まります。
まるで何かが噛みこんだ時の様に。偶然にバッテリーが上がったのかと勘違いしそうですが、これは違います。

この時点で、水温計異常の理由が見えてきました。
すぐさまラジエターのリザーブタンクをチェックをしました。
すると、水は入っていません。その代わりにドロドロになったグリス上のヘドロが指先に着いてきます。。。ST点検 (53)

ラジエターキャップを開けてみると「ブッシュ!!」
ラジエター内部に圧が掛かっていました・・・・
通常エンジンが温かい状態では水圧がかかりますので、圧が掛かるのは想定内ですが、これは少し様子が違います。エンジンは冷めていますから。


・・・次の事が分かりました。

このエンジンは、シリンダーヘッドが歪んでいます。
原因は、おそらくオーバーヒート。
冷却水が少なくなっていたのか、定かではありませんが、一度オーバーヒートを起こし、ヘッドを歪ませてガスケットが剥離、冷却水がシリンダー内部に入り込み調子を崩し、逆にエンジンの圧縮圧力がラジエター内部にたまってしまう。そんな症状の繰り返しのようです。
さっき始動中に感じた反応は、ウォーターハンマーと言う症状で、シリンダー内部の燃焼室内に冷却水が充満し、圧縮できずに止まってしまう症状だと思います。

これでは、水を継ぎ足しても減ります。
オイルも水路内部に浸入しますので量も減ります。おまけにオイル漏れがあるので・・・

つまり・・エンジンが壊れています。
修理にはエンジンのフルオーバーホールが必須となります。
費用的なものは具体的に分解し点検しないと分かりません。
ただ、安くはないとだけ言えるでしょうね。

残念な結果です。

STさん。
また連絡お待ちしているので、時間がある時にご連絡お願いします。
私的には乗換が良いように思います。

最終的な修理する価値があるかないかは、オーナーさんにゆだねられるので、良く考えてお答えください。
ご連絡お待ちしております・・・・(・_・;)


さて、最後はこちらもお待たせしていますYSさんゼファー1100のエンジン不調の故障探究をようやく開始したので報告です。
YS故障探究 (1)

以前から調子が悪く悩んでいたYSさん。
修理にも出しました。某有名なところへ・・・
しかし、思ったような診断、処置を受ける事が出来ず、ご相談いただきました。

ご来店時もエンジンは瀕死の状態で、アイドリングは不安定、吹け上がりは最悪でした。

まずは、状態の再現、私は初見なので、一つづつ見ていく事にしました。
まず、1週間ぶりにエンジン始動
割とすんなり始動してくれます。
しかし、暖まるにつれ調子が崩れていきます。
油音が上がってくるころには吹けも悪くなり出す始末です。

初見では、原因はプラグのかぶり
それもキャブレター小開度域でのかぶりだと思います。
このままだとらちが明かないのでタンクを外して状況確認。
YS故障探究 (5)YS故障探究 (6)イグナイター、イグニッションコイルはウオタニ製のフルキットですね。
以前点火時期をいじりすぎてピストンに穴を開けたとの事(・_・;)
その際に前の行きつけにて腰上のOH修理を受けたそうな。
因みに1mmボアアップでの作業だそうです。
YS故障探究 (7)アーシングや、HID等のハーネスにより、隙間なく・・・・配線だらけです。。。これはいけませんね・・少し整理しないと作業がしにくいですよ(・_・;)


話を戻しまして・・エアクリーナーの蓋を外して吸入空気量を増やし調子を確認YS故障探究 (10)K&Nリプレイスメントフィルターが入っています。

全域で吹けが良くなります。
この時点で混合気が濃すぎる事が分かります。
私の目論見が正しいかどうかを見るために、キャブレターのパイロットスクリューを全閉じして小開度域を絞ります。
アイドリング変化なし。
逆にスロットルの付きが良くなり、少し調子が向上しました。

キャブレター周辺はこんな感じYS故障探究 (29)YS故障探究 (30)エアクリーナのインシュレーターチューブは不格好な形で無理づけされています。こんなのありえない。。。そんな感じ。

キャブレターのセットが調子を崩しているとやはり思います。
その裏付けを取ります。
まず、良い火花のチェック。
プラグを8本中それぞれの気筒から一本づつ外して確認YS故障探究 (14)YS故障探究 (15)左から#1~4となります。
最後の調整で少し絞ってかぶりがましになったのか、電極は乾いていますが、もろかぶりですね。

火花チェッカーを使い、スパークチェックYS故障探究 (25)#1~#8すべて確認。火花はちゃんと飛んでいるようです。
点火時期はスタンダードになっています。威力は出てる感じ。
かぶったプラグで再度テストYS故障探究 (26)やはり、イリジウムの割に火花が小さいかな。
これは一度新品にする必要があります。

良い火花OKw

続いて圧縮測定YS故障探究 (20)
#1シリンダーYS故障探究 (21)
#2シリンダーYS故障探究 (22)
#3シリンダーYS故障探究 (23)
#4シリンダーYS故障探究 (24)

#3以外はほぼ12キロ付近が出ています。#3だけ少し低く11キロほど。
しかし、規定内だと思われます。
圧縮はそこそこ出ている。OKw


以上の事からやはり、キャブレターの正常化が正しい答えかと思いますので、次回キャブレターの分解を行い作業内容を検討していく予定です。

またわかり次第報告しますので、YSさんお楽しみに!


さて今日の所は以上です~~
土日は飛び込み修理のオンパレードで疲れました・・・

終わり

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