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SGさん Z550エンジン不調修理考察! 

こんばんは

とうとう梅雨入りしちゃいましたね・・・
梅雨入りすると仕事が(・_・;)暇になる・・かな・・怖いな・・嫌だなww

ま、そんな事はほっといて(笑)

SGさんのZ550の作業を進めることが出来たのでご報告です。
本人さんのご要望で、写真はあまり載せられません。あしからずw

調子が悪いとご相談を受けたのですが、どう調子が悪いかと言いますと、スロットルOFF時にエンジン回転数が落ちてこないのです。
通常修理では、キャブレターの調子が悪くて、スロットルは全閉になるのにエンジン回転数が落ちにくいと言ったものが多いのですが、今回はどうも様子が違います。
スロットルが引っかかった感じになるんですよ。
しかし、このような場合もたいがいはスロットルワイヤーの遊びが無いとか、ワイヤーが固着しかかっていて、戻りが悪い。このような症状で起こる事が殆どです。
しかし、今回はエンジンを止めた状態では「パチン!パチン!」と鋭く戻っています。
エンジンを掛けると最後の部分だけ「じわー」と言った感じでスロットルが戻ります。
ゆっくりと言っても、目で確認がしにくいほど最後の最後で起こるんです。
キャブレターの消耗で張り付き傾向が多い場合この症状が起きます。
レーシングキャブ等の強制開閉タイプですね。
この車両は旧車です。純正でそのようなキャブレターが採用されています。丁度CVキャブなどが採用され出したころの車両ですね。
問題はキャブにあると私は考えました。

ご来店時に根掘り葉掘り今までの事を聞いて考えた結果なんですが、まずはキャブレターからちゃんとしようという事になりました。
SG調子だし考察 (2)
車体の状態は素晴らしく綺麗にされています。
各部品についても錆もほとんどなく手入れが行き届いているなと言った感じです。
キャブレターも以前にOHを受けたようです。
その際に、スロットルバルブの開閉を楽にしたいからとリターンスプリングを柔らかくしたそうです。
それから、この症状が出始めたとも取れますので、まずは、その部品を元に戻してみました。

その前にエンジンを掛けて暖機を済ませ例の症状を確認。
スターターを押してエンジンを始動しますが、どうもしっくりきません。
掛かってもすぐにエンスト。
マフラーからはバックファイヤー
音だけを聞いていると片排になっているような・・・・
4気筒とも綺麗に燃えていない感じに取れます。
どうにか暖気も終わり症状を確認することが出来ました。

確認が取れたので、試しにリターンスプリングを交換してみました。
SG調子だし考察 (4)SG調子だし考察 (3)作業後エンジンを再始動してみたんですが、スロットルの戻りが早くなり、パーシャル操作からのエンジン回転数の低下も随分良くなります。

若干まだ調子が悪そうな感じが残りますので、キャブレターのエアスクリューを再調整してみます。
すると、#4シリンダーだけどうも調子が上がりません。
これは何かあるな~と思い、点火プラグをチェックしてみました。SG調子だし考察 (8)左から#1~4です。
SG調子だし考察 (9)分かりますか??
#4だけ真っ黒になっていますよね・・

まじまじ見つめていると・・・SG調子だし考察 (12)#4だけ点火ギャップがものすごく狭い・・・SG調子だし考察 (11)背面は真っ直ぐな削ったような加工もされております。

なんで#4だけ???
でも、調子が悪い根源はここにあるのだと分かりました。
#4だけが失火し調子が出ていないんですね・・
故意的にやる理由もわからず、ひとまずギャップの調整を行いました。SG調子だし考察 (13)これで適正な火花が飛んで調子も幾分良くなるはず。

プラグを戻して確認したいところですが、外したついでに圧縮を測定しておきます。
エンジンのコンディションを確認したかったので・・・
#1SG調子だし考察 (15)
#2SG調子だし考察 (16)
#3SG調子だし考察 (17)
#4SG調子だし考察 (18)
全て約13キロ以上出ており、コンディションは悪くありません。逆に良いくらいです。

 
「なんだ・・・プラグが原因か・・・」(+_+)

再びプラグを戻して、調子の確認を行います。
エンジンを再始動してみると、先ほどより簡単に掛かります。
お!良くなったじゃんw

そう思った瞬間でした・・・・
エンジンより「きゅきゅきゅきゅきゅ・・・」と、何かが擦れる音が!
時間でいうとほんの1~2秒ぐらいか。

慌ててエンジン停止し、瞬間的に音の原因が分かりました。
それは・・・#4プラグです。

外して確認しますSG調子だし考察 (19)SG調子だし考察 (20)「う!やはり・・・」
あの平らに加工されたプラグは、加工されたのではなく、エンジン内部で擦れてできたものだったんですね。
では、何が擦れたか・・・
プラグの傍にはIN、EXバルブが有り、エンジン運転中は常に真横で開閉しているのです。。。
恐らく吸気側(INバルブ)がプラグにヒットしているのでしょう。それも絶妙なクリアランスで。
では、なぜ#4だけか?
それは、締めこんで止まったプラグは、外で見ると同じようについていますが、ヘッド内部ではプラグの先(電極)の向きがそれぞれバラバラの向きになっているはずです。
たまたま#4だけが運悪くバルブにヒットしたんでしょうね。
新しい同じプラグで試したら、おそらく違う気筒で起こっていたはずです。

プラグの種類が違うのでは?SG調子だし考察 (22)DP8Z これが取りついていたプラグ。
調べてみると本来はD8ESとなっているではありませんか(・_・;)

在庫でそのプラグはありませんが、抵抗入りの同プラグならあるので比較してみます。SG調子だし考察 (23)SG調子だし考察 (24)SG調子だし考察 (24)上がDR8EA下がDP8Z
ネジ径、ピッチ、長さも同じただねじ終わりの電極部の長さが全然違います。
要は正規よりも長い物が入っているという事です。

在庫では2つしかないので、ひとまず#3,4を交換しエンジンを再スタートしました。


先ほど急に鳴りだした音は無くなり、掛かりも随分とよくなるものです。
アイドリング、レスポンスましになりました。
SG調子だし考察 (25)SG調子だし考察 (26)
最後に冷えた状態で試したかったのですが、今日は時間切れ。
明日確認し、今回の調子だしでキャブレターの作業が必要かどうかを判断してみます。


意外なところで意外な事が起こるものですね・・・
良くなりますようにw
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テーマ: バイク屋さん日記

ジャンル: 車・バイク

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