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IIさん V-MAX 点検見積り!とSMさんZRXⅡのお知らせ 

こんばんは!スタッフの92です。
いよいよと年末のオーダーが重なり、良い感じにパタパタして参りました!
社長は3台、僕も3台と良い感じです!ありがとうございます。
そうなってくると記事の方も、遅れ遅れになってしまい
お客さん各位にはやきもきさせてしまう格好になってしまいますが
順次消化していく次第ですので、お待ちいただきますようお願いいたします。

SMさんのZRXⅡにつきましては、部品の入荷が24日以降という予定になっておりますので
入荷し次第着手いたしますので、少々お待ち下さい。
クラッチの部品につきましては、分解点検の結果
大きな劣化も無くほぼ見積通りでした。

そして本日は表題の通り、昨日引き揚げにうかがわせて頂きましたIIさんのV-MAXです!111221.jpg通販で購入後、早々にバッテリーが上がり始動できなくなり
修理依頼を頂いたのですが、その段でフォークにオイル漏れがあったり
細々怪しい匂いがするので、点検をお勧めさせていただきましたところ
点検のオーダーを頂きました!ありがとうございます。
パッと見た感じでは、リペイントが施され非常に綺麗に見えるのですが
よくよく見ると90年式のV-MAX相応に、錆などがチラホラ顔を覗かせております。
外装で綺麗に整えて、肝心の機能部がおざなりにされていそうな・・・
この辺りが、怪しい匂いの元ということです。

ま、それも点検を進めればどちらに転んでも分かりますので、行きましょう!
まずは、写真に収められない部分になってしまいますが
ハンドルの軸受け(ステアリングステム)と前後ホイールのベアリングについては○!

ただ、外観からの目視の時点でフロントタイヤは6年半も昔の物
リアタイヤにいたっては12年物という、超ビンテージが嵌っておりました。
今の段階でもヒビがけっこう出ておりますが、このまま乗ると
硬化しているタイヤが粘りを見せず、どんどんとヒビが大きくなります。

車重が有って、この逆輸入車はVブーストという所謂ドッカンターボを演出する機構が付いており
その上でこの初期型はフロントブレーキが対抗2ポットという、車重に対して
非常にプアな物が装備されております。
このまま行くと、リアタイヤが裂けてパンクするか
加速し出したその瞬間に、ホイルスピンして車両ごと吹っ飛ぶか
コーナリング中に、車重に押されて前後のいずれか(若しくは両方)がグリップ負けし吹っ飛ぶ
はたまた減速中にコブや路面μの低い部分を踏んで、前からすっぽ抜けると言う自体が
容易に想像されますので、こちらは早急な交換が必要です。

と言う事で、分解点検へ移りましょう!111221 (1)先ずはフロントブレーキパッド。
残量は十分なのですが、特に進行方向左手のキャリパーが動きが悪いです。111221 (2)ピストンの首を除くと、カスが噛みこんでおり
コイツのせいで動きが悪くなっている模様。111221 (3)右キャリパーは比較的マシではあるものの、同時期に同等の整備を行われてきている筈なので
こちらは左右とも要オーバーホールです。111221 (4)右フォーク111221 (5)左フォーク
今回の点検への引き金となったフロントフォーク。
オイルシール留めのクリップが錆びて、元の形状が確認できません。
これで点検済みって言うんだからなぁ・・・
勿論要オーバーホールです。111221 (6)そのまま上へ上り、ブレーキマスターのチェック!
量目点検用の窓が、例によって劣化でヒビが出始めております。111221 (7)オープン!
正直これは酷い・・・フルードも換えたらしいが、それならダイヤフラムの掃除くらいしとこうよ・・・
白いのがフルードと湿気の変成物です。
長期放置車だとこのカスが、ブレーキシステム内部にも発生し動作に支障を来たします111221 (8)そんなんだから、フルードの中にゴミが泳いでいる・・・111221 (9)黒っぽくて分かりにくいけど111221 (10)キッチンペーパーでサッと拭うだけでこの有様・・・
超重量車でなのに良く走るんだけど、ブレーキがプアなのは少しかじった事のある人なら
大体は知っている筈であろう、このバイクのキャラクター。
それを踏まえたうえで、業者の仕事がこれではなぁ・・・
オマケにフルードの色も少し濃い(古い)様に見えます。
確かに銘柄によって、フルードの色相は違うのですが本当に換えたんだろうか・・・?111221 (11)マスターのピストンのシールは破れてはおりませんが、汚れも酷いし時間の問題の様な気が・・・
マスターのオーバーホール若しくは当面乗る予定であれば、マスターから刷新してやる方が良い様に思います。111221 (27)こちらはリアキャリパー。フロントより少し引きずりが強いです。
幸いリアのマスターは、フロントのように覗き窓が無いので
こちらはオーバーホールで済みそうです。111221 (12)そして反対のクラッチマスターへ!111221 (13)やっぱり窓にヒビが・・・20年も前の車両だと仕方ないと言えば仕方ないのですが
これが為にマスターアッセンブリ交換は辛いですね・・・111221 (14)中身をチェックしようとすると、ネジが緩まず頭が潰れかかるも道具を駆使し無事外せました。
ネジの締めすぎってことはほぼ無いので、放置による固着でしょう。
と言う事は、クラッチのフルードは換えてないのでは?111221 (15)ダイヤフラムが、かなり引っ張られている。
油圧クラッチの良い所は、遊びの調整が不要であると言う事。
遊びが増えたらマスターがフルードを送り出して、液で遊びを潰すのですが
遊びが増えればその分フルードがクラッチ側に送られ、マスターの残量が減ります。
ここまで減るとなると、かなり放置されていたのでしょう。
111221 (16)中々の色をしております。何年物だろうか・・・?
111221 (17)ダイヤフラムも劣化で伸び伸びです。
こちらもオーバーホール若しくは交換が良さそうです。

111221 (19)そのままクーラントのチェック。量目はそれなり。111221 (30)色相も極端に悪くはないですが、ブレーキフルードの前例もあるし変えておきたい気がします。111221 (20)と言う事で、シート下のバッテリに到着しました。111221 (21)テスタを付ける為端子のカバーを捲ると、錆びてる・・・新品で納車と聞いたのだが・・・
最初に感じた怪しい匂いは、間違いではなかったようです。111221 (22)電圧も基準ラインの12.6Vまでは程遠く、これではセルは回りません。
仕方が無いので、ストックのスタート用中古バッテリーをつなぎ始動を試みます。
掛かりそうで掛からないので、チョークを引くと割とスッと掛かりました!
ヤレヤレ・・・と胸を撫で下ろし、程よく暖気が済んだ頃合にチョークノブを戻すと・・・
プスン・・・とエンジンが止まってしまいます。おいおい・・・
同調までご丁寧にとってくれているとの話だった車両にはありえない挙動。
どう見てもキャブレターが詰まっている症状です。111221 (24)よくよく見ると、キャブレターの取り付けもいい加減だったり
(ここの段まで刺さってないといけない)111221 (25)マニホールドが経年劣化で割れ割れだったり111221 (26)オーバフロー時のガソリン逃がしのパイプが、潰されているし
そりゃ調子も悪くなるわな・・・
マニホールドのヒビや、キャブの刺しの甘い部分から余分に空気を吸い
ガソリンと空気の適正比率が狂い、不調を招く元になります。
今回に限っては、キャブレターの詰まりが最たるものでしょうけれど。
マフラーの熱の入り方を見るに、#2(左後)シリンダー以外の燃えが非常に悪そう。111221 (31)プラグを見てみると、左から順に1234の順で並べているのですが
ものの見事に#3.4(右側前後)が燃焼した歴がありません。
これでは辛うじてアイドリングするも、実質1気筒2気筒で駆動しているので
パワーが無いばかりか、まともに走る事も困難な筈。
結局、試乗しての車体・エンジンのチェックは出来ませんでした。
こんな状態でどうやってキャブレターの調子出しを行ったんだろう?

実働確認は取れたので、電装チェックも終わりこちらは問題なし。111221 (28)エアクリーナーのチェック。111221 (29)極端に汚れは無いものの、これも古そうでスポンジが劣化しているので
キャブレターのオーバーホールの際には、プラグ共々交換が良さそうです。111221 (32)念のため、エンジンの健康診断を兼ねて
圧縮圧力を測定してみると、各シリンダーとも13~14キロとまずまずの結果でしたので
幸いエンジンは比較的元気そうです。111221 (33)そして最後になりました、今回の主犯のバッテリー。
出ました!所謂安物バッテリー。駄目になると手の施し様が無いと
先日からのブログで散々叩かれている一派の物です。
V-MAX自体セルモータに結構な電気を食うのに、スペースの都合で
小さいバッテリがー納められていますから、尚の事ここは
国産の信頼できるメーカーの物を使わなければなりません。

まず、車体から外すのに妙にぬるぬるしていて、取り外しに往生したのですが
その原因はと言いますと・・・111221 (34)ジャ~ン!
本当はこの赤いキャップを外しておかないと、バッテリー内部の希硫酸と鉛の反応して生まれる
水素ガスが逃げ場をなくしてしまうのです。新品バッテリーの移送中の保護キャップと言う奴です。
で、このキャップを外していないから、逃げ場のなくなったガスが天辺の黄色い補水口から
じわじわと希硫酸がにじみ出て、あちらこちらについて
バッテリーがぬるぬるしたり、端子が錆びたりしてしまったわけです。

突っ込み所のありすぎたこちらの車両ですが、これを確認したときに
僕も社長も言葉が出なかったです・・・本当に。
パッと見が綺麗だし、点検簿も付けての納車という所が逆に悪質すぎるように思いますし
見落としの結果がこうなったのであれば、それ以上に重大な問題だと思います。

さて、以上が点検の結果でした。
思った以上に、要整備箇所が出てきて僕自身ビックリしました。
まとめて見ますと
・前後タイヤ交換
・フロントフォークオーバーホール
・前後ブレーキオーバーホール若しくは交換
・クラッチマスターオーバーホール若しくは交換
・キャブレターオーバーホール
・マニホールド、エアクリーナ、プラグ交換
・クーラント(冷却水)
・バッテリー交換
・エンジンオイル(換えたと言われてもこの状態では信用できません)
・エンジンオイルエレメント
よりにもよって、大物ばかりが露顕してしまいましたが
車両の年式と最初に述べました車両のキャラクターを鑑みると
どれ一つパスできる物がないという、かなり手痛い状態になってしまいました。
一先ず今から見積書の製作に入ります。
恐らく見積書の完成は金曜日になるかと思いますが、出来る限り急いで作成いたしますのでお待ち下さい。

それでは失礼致します。
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テーマ: バイク屋さん日記

ジャンル: 車・バイク

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