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YMさんフォーサイト車両点検! 

お待たせしております。スタッフの92です。
YMさんよりお預けいただいております、フォーサイトの点検が完了いたしました!
と言う事で、順を追って説明に移らさせていただきます。
110606 (30)
関東・東北までの足にご使用されておられ、その帰路で高速道を走行中にベルトが切れ
走行不能に陥り、運良く大阪方面のトラックに同乗することが出来帰って来る事が出来たそうです。
とりあえずで駆動のチェックをするべく、カバーを開けると・・・
110606 (1)ものの見事にベルトが粉砕されています。
110606 (2)ドライブベルトも磨耗や毛羽立ちでクタクタ。よく今まで頑張っていた物です。

当初はベルトの交換と言うご予定でしたが、細部を見るとフォークオイルが漏れていたり
購入後2万キロ走行しオイル交換以外のメンテをしておられない、との事で
今後も長距離を乗ったりする可能性もあると言う事なので
安心して乗って頂く為に、一先ず車両の状態確認の為に点検をお勧めしたところ
ご用命いただいたので、さらに分解を進める事となりました。

当店では見積り書類を起こした時点で、もし修理をしなくても見積りの1割を頂いているのですが
この点検の場合は、費用で税込み10,500円を頂いているのですが
もし、その場合に修理のご用命を頂く事がなくとも
費用はそれ以上掛かる事はなく、明細とこちらのブログと口頭で
状態の報告をさせて頂いております。
車両の状態が不安で、日々恐る恐る過ごしているオーナーさんにお勧めの作業です。

と言う事で車両へ戻り、クラッチの点検。
110606 (5)遠心クラッチといって、その名の通り中芯を軸に回転すると遠心力により
クラッチの「繋ぐ」「切る」と言う動作を勝手にやってくれます。
今回こいつは問題ないのですが、内部の分解点検を行うと110606 (6)
赤丸部のカムのガタがあり、グリスも非常に汚れておりました。
110606 (7)この部分は変速を司る重要部品で、軽く動作してくれないと
スムーズな変速(シフトアップ・ダウン共)を行ってくれないので、部品交換と清掃給油です。110606 (13)110606 (12)そしてエンジンの動力を取り出す、写真左側のクランクシャフト部のシールも漏れがあるので
禁油部位の駆動周りに凄く近いので、交換したいところです。

次いでバッテリーは・・・
110606 (19)平時では問題なし!110606 (4)充電電圧も問題なくこの辺りは

そのまま流れで、エアクリーナボックスの点検。
110606 (8)エンジンと言う、精密機械にゴミを吸わせない為のパーツですね。
110606 (9)オープン!
110606 (10)結構汚れてますね。関東のタンポポ?がコンニチハしていますw
このエレメントは、清掃洗浄が出来ないのでこちらも交換となります。
110606 (11)
因みにボックス内部はこんな感じ。ちょっとオイリー?

そしてエンジンのチェックに。
かかりや吹けは、問題無さそうです。ただ、バイクは部品の集合体でその大半が消耗部品なので
今が大丈夫だからと言って、今後も恒久的に大丈夫と言うわけではないので
安心しきることのないようにお願いいたします。
出来るのであれば、定期的に点検まで行かなくてもオーナーさんの声を聞かせて頂くだけで
幾分とその辺りは改善できると思いますので、どこか頭の隅にでも置いておいて頂ければと思います。
110606 (29)
ただエンジンからオイル滲みが見られます。これはに関しては漏れと言うほどまでは至っておらず
修理となると、エンジンを車両から降ろして・・・と言う大事になりますので
暫くはマメにオイルのチェックだけして頂いて、保留と言う事に。
と、ココで問題発生!
オイルの状態を確認しようと、フィラーを外すと・・・
110606 (15)レベルゲージが折れて無くなっている
110606 (16)これはTodayのものですが、普通はこのように先に模様の付いた棒が
生えているんですが・・・無い・・・どう見ても折損しています。
確認の為、オイルを抜いてみますが破片らしき物は混入していません。110606 (27)
何処へいったのだろう?プラスチック製で、前回のオイル交換から3000Km走れているので
緊急を要するものではないですが、万一内部に残っていると良くは無いのは明白です。
こちらはオーナーさんと、相談と言う事に。

そしてエンジンの止めは
110606 (21)冷却水が見えません。勿論リザーバー(サブ)タンクも空っぽ。
よくこれで、長距離走ってエンジンの冷却不足で
エンジン破損まで至らなかったな・・・と言うのが正直な所です。
冷却が不足すると、自身で発生した熱でエンジンが歪んだり
オーバーヒートで油膜切れを起こし、金属部品の溶着など深刻な壊れ方をします。
こちらも洗浄と冷却水(クーラント)の交換が必要です。

ただ一点幸いなのが、さすが日本の工業製品とでもいいましょうか?
110606 (20)エンジンの圧縮圧力はバッチリ問題なし!
贅沢を言えば点火プラグも綺麗ではありますが
110606 (18)赤いマーク部の角が丸くなっているので、出来れば交換が望ましいと言ったところでしょう。

そして点検は車体へ。
先ずはフロント周り。
ホイールの回りが悪く、ブレーキを外してみると
110606 (14)パッドの残量が皆無で、ピストンの汚れもかなりありこれが引きずりの原因のようです。
またホイールの回転そのものもスムーズでなく、軸受けのベアリングにガタがありました。
これはこのまま放置すると、ガタが大きくなり行く末にベアリングがバラバラになり
タイヤの回転がロックして、走行中にライダー諸共大転倒に繋がりかねないので交換。
そしてブレーキに油圧を掛ける、ブレーキマスターをチェックすると
110606 (17)フロント
110606 (22)リア
普通は薄黄色い透明の液体なのですが、汚れきって底が見えません。
ここでエアクリーナーのエレメント・ボックスの事や、冷却水の事を思い出してみると
恐らく新車時から、液モノのメンテは一切していないのではないか?という推測になります。
安全走行の要の部品ばかりなので、フロントキャリパー、フロントマスター、リアマスターの順で
重要度がつけられますが、出来るなら長距離乗る事も考え、3点共にオーバーはオールをお勧めします。

そしてフロントの1点、ブレーキディスク。
110606 (25)側面に使用限度が打刻してあります。110606 (24)して、こちらの車両は・・・110606 (23)使用限度を超えてしまっている・・・
そしてキャリパーを外してホイールをクルクル回してみると
若干ではありますが、歪みも出ている事が発覚・・・
これも上記と同じ理由で、高価なパーツにはなりますが交換をお勧めします。

リアブレーキに関しては残量もまだあったので、こちらはOK!
110606 (28)

と、点検の内容は以上のような感じになります。
これから、見積り書類の作成に掛かりますのでもう少しお待ちください。
出来上がり次第、電話させて頂きます!

スタッフの92でした!
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テーマ: バイク屋さん日記

ジャンル: 車・バイク

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