ITさん ドラッグスター400C定期点検!
2014/05/26 Mon. 19:50 [お預かり車両点検修理!!]
こんにちは
最近は点検ばかり掲載してますが…(^_^;)
またまた点検報告です。
今回のお客さんは、2ヶ月ほど前に車検をご依頼だったITさんで、車両はドラッグスターです。
前回車検時は素通し車検でして、点検整備は後日だったんです。
それでは早速報告していきます。
先ずはバッテリーです。
常時電圧(IGスイッチOFF時の電圧)
12.89V
異様に元気なバッテリーですね。問題無
充電電圧(エンジン始動後のピーク)
セルを回した時の電圧降下も激しくないようです。
電圧はピークで14.33Vこちらも問題は今のところ無ですね。
続きましてフロントの足回り
ステムベアリング、ホイールベアリング共にガタも無く正常です。
若干ステムベアリングは段付きが出始めているかどうかですが、まったく今のところは影響はありません。
フロントフォークは直接目視確認できませんが、オイルダレも無く、素押しした感じもそれほど悪くありません。
しかし、ヘタリ感は否めませんので、ついでの作業でフォークのOHは有りかもしれませんが、走行に影響が出るレベルではありませんね。
フロントタイヤ
フロント溝残量は1.79mm
一番減っているところで計測です。
リヤタイヤ
リヤ溝残量は1.95mmです。
前後とも2mmを切っているので、そろそろ交換時期です。
交換時期を示すスリップマークは表面に出かけています。
写真で見ると分かりづらく判断しづらいと思いますが、実際減っているので、交換対象で見積には記載しておきます。
交換時期まで後3千キロ~5千キロと言ったところですね。
その時期を過ぎると得することは何もありませんので、この際交換でも損は無いと思います。
検討してみてください。
ブレーキ
フロントブレーキキャリパ
ブレーキパッド
こちらの残量は1.79MMとなっています。
タイヤと似たような状態ですね。
交換をお勧めします。
必須とまでいきませんが、意外と多いのが突然パッドの交換が必要になる事です。
交換予定で時期を見るのであれば賛成ですが、見方や時期が分からない等でしたら、今回がお勧めですね。
フロントブレーキキャリパの作動が少し悪くなってきています。
作動時の使用感は硬く握り込まないと効きにくくなってきているはずです。
OHは先送りで構いませんが、予定は入れておいた方が良さそうですね。
ブレーキフルードは、前回車検の時に施行済みなので、問題はありません。
リヤブレーキシュー
リヤドラムブレーキ
ブレーキシューはディスクブレーキでいう所のパッドと同じ役目の物です。
一番下の写真が消耗材になる部分です。
比較的まだ消耗が進んでいるわけではあいません。
しかし、次のタイヤ交換のころには交換が良いかと思います。
なので、今回はパス。
エアブローにて掃除をしておきました。
ディスクブレーキよりも消耗は少ないのですが、その分コントロールしにくく、制動力を上げるためには力が必要になります。
定期点検や、タイヤ交換時でないと拝めない部品でもあるので、外側にあるアジャスターの引き代を目安にすることも多いですね。
この車両では、まだ引き代はありますが、調整が進めば進むほど効きは弱くなりますので、勘違いしないでくださいね。
リヤスイングアームのピボット部のベアリング、リヤサスも今の所は問題はありません。
でも、サスペンションはかなりへたって来ていますね。。乗り心地を改善したければ交換です。
この車両はドライブシャフトになるので、駆動系はシャフトのオイル漏れ、デフ関連のガタツキチェックですが、こちらも問題はありませんでした。
続きましてエンジン周辺
点火プラグ
電極の消耗があり、プラグ自体も結構お疲れですね。
ここら辺で一度交換しておいたほうが良さそうです。
エアフィルタ

フィルターのろ紙も結構煤ばんでいます。所々ゴミも付着しているので、この部品も交換が良いでしょう。
部品は社外品ですが、純正品に交換予定で見積に入れておきます。
エンジンオイルは、車検時に交換しているので問題はありません。
オイル漏れも前回の修理でほぼ収まっているようですね。
最後に成りますが、キャブレターよりガソリンが漏れているの発見しました。
写真にある黄色はフロントバンク、赤色がリヤバンクのキャブレターの底部ですが、赤い矢印を見てもらえると分かり易いですが、結構な漏れが確認できます。
こちらは4年ほど前にもにじみがあると指摘している部分です。
その当時はここまで酷い状態ではありませんでしたが、今回は修理が必要ですね。
恐らくキャブレターのパッキンが傷んでいるのだと思います。
対応は、キャブレターOHとなりますが、このままでは危険です。
車検の時は検査員に指摘されていませんでしたが・・・・見てない可能性がありますね^^;
キャブレターとエンジンを繋いでいるインテークマニーホールドにも亀裂が入っていますので、その辺も含めた内容で、見積を書きたいと思います。
以上で点検は終わり
結果から以下の内容の修理見積となります。
・フロントブレーキパッド交換(推奨)
・タイヤ前後交換(推奨)
・点火プラグ交換(必須)
・エアクリーナーエレメント交換(必須)
・キャブレターOH(必須)
・インテークマニーホールド交換(必須)
キャブレターOHの内容は調子が悪いとかではありませんので、交換になるだろう部品で見積に入れますが、作業中追加部品が出る可能性はありますので、ご了承願います。
見積作業に入りますので、また分かり次第報告いたしますね。
*リヤブレーキシューは音が鳴るので交換依頼でしたね・・・訂正です!m(__)m
最近は点検ばかり掲載してますが…(^_^;)
またまた点検報告です。
今回のお客さんは、2ヶ月ほど前に車検をご依頼だったITさんで、車両はドラッグスターです。
前回車検時は素通し車検でして、点検整備は後日だったんです。
それでは早速報告していきます。

先ずはバッテリーです。

常時電圧(IGスイッチOFF時の電圧)
12.89V
異様に元気なバッテリーですね。問題無
充電電圧(エンジン始動後のピーク)

セルを回した時の電圧降下も激しくないようです。
電圧はピークで14.33Vこちらも問題は今のところ無ですね。
続きましてフロントの足回り

ステムベアリング、ホイールベアリング共にガタも無く正常です。
若干ステムベアリングは段付きが出始めているかどうかですが、まったく今のところは影響はありません。
フロントフォークは直接目視確認できませんが、オイルダレも無く、素押しした感じもそれほど悪くありません。
しかし、ヘタリ感は否めませんので、ついでの作業でフォークのOHは有りかもしれませんが、走行に影響が出るレベルではありませんね。

フロントタイヤ

フロント溝残量は1.79mm
一番減っているところで計測です。
リヤタイヤ


リヤ溝残量は1.95mmです。
前後とも2mmを切っているので、そろそろ交換時期です。
交換時期を示すスリップマークは表面に出かけています。
写真で見ると分かりづらく判断しづらいと思いますが、実際減っているので、交換対象で見積には記載しておきます。
交換時期まで後3千キロ~5千キロと言ったところですね。
その時期を過ぎると得することは何もありませんので、この際交換でも損は無いと思います。
検討してみてください。
ブレーキ
フロントブレーキキャリパ

ブレーキパッド

こちらの残量は1.79MMとなっています。
タイヤと似たような状態ですね。
交換をお勧めします。
必須とまでいきませんが、意外と多いのが突然パッドの交換が必要になる事です。
交換予定で時期を見るのであれば賛成ですが、見方や時期が分からない等でしたら、今回がお勧めですね。
フロントブレーキキャリパの作動が少し悪くなってきています。

作動時の使用感は硬く握り込まないと効きにくくなってきているはずです。
OHは先送りで構いませんが、予定は入れておいた方が良さそうですね。
ブレーキフルードは、前回車検の時に施行済みなので、問題はありません。
リヤブレーキシュー



リヤドラムブレーキ
ブレーキシューはディスクブレーキでいう所のパッドと同じ役目の物です。
一番下の写真が消耗材になる部分です。
比較的まだ消耗が進んでいるわけではあいません。
しかし、次のタイヤ交換のころには交換が良いかと思います。
なので、今回はパス。
エアブローにて掃除をしておきました。
ディスクブレーキよりも消耗は少ないのですが、その分コントロールしにくく、制動力を上げるためには力が必要になります。
定期点検や、タイヤ交換時でないと拝めない部品でもあるので、外側にあるアジャスターの引き代を目安にすることも多いですね。
この車両では、まだ引き代はありますが、調整が進めば進むほど効きは弱くなりますので、勘違いしないでくださいね。
リヤスイングアームのピボット部のベアリング、リヤサスも今の所は問題はありません。

でも、サスペンションはかなりへたって来ていますね。。乗り心地を改善したければ交換です。
この車両はドライブシャフトになるので、駆動系はシャフトのオイル漏れ、デフ関連のガタツキチェックですが、こちらも問題はありませんでした。
続きましてエンジン周辺
点火プラグ


電極の消耗があり、プラグ自体も結構お疲れですね。
ここら辺で一度交換しておいたほうが良さそうです。
エアフィルタ


フィルターのろ紙も結構煤ばんでいます。所々ゴミも付着しているので、この部品も交換が良いでしょう。
部品は社外品ですが、純正品に交換予定で見積に入れておきます。
エンジンオイルは、車検時に交換しているので問題はありません。
オイル漏れも前回の修理でほぼ収まっているようですね。
最後に成りますが、キャブレターよりガソリンが漏れているの発見しました。


写真にある黄色はフロントバンク、赤色がリヤバンクのキャブレターの底部ですが、赤い矢印を見てもらえると分かり易いですが、結構な漏れが確認できます。
こちらは4年ほど前にもにじみがあると指摘している部分です。
その当時はここまで酷い状態ではありませんでしたが、今回は修理が必要ですね。
恐らくキャブレターのパッキンが傷んでいるのだと思います。
対応は、キャブレターOHとなりますが、このままでは危険です。
車検の時は検査員に指摘されていませんでしたが・・・・見てない可能性がありますね^^;

キャブレターとエンジンを繋いでいるインテークマニーホールドにも亀裂が入っていますので、その辺も含めた内容で、見積を書きたいと思います。
以上で点検は終わり

結果から以下の内容の修理見積となります。
・フロントブレーキパッド交換(推奨)
・タイヤ前後交換(推奨)
・点火プラグ交換(必須)
・エアクリーナーエレメント交換(必須)
・キャブレターOH(必須)
・インテークマニーホールド交換(必須)
キャブレターOHの内容は調子が悪いとかではありませんので、交換になるだろう部品で見積に入れますが、作業中追加部品が出る可能性はありますので、ご了承願います。
見積作業に入りますので、また分かり次第報告いたしますね。
*リヤブレーキシューは音が鳴るので交換依頼でしたね・・・訂正です!m(__)m