KDさん ゼファー400事故修理完成!&YSさん ゼファー1100キャブレター点検!&MSさん GPZ900R作業続き!
2013/06/27 Thu. 13:51 [作業日記]
こんにちは
今日は定休日!
朝から少しゆっくりして、ブログ更新してます(笑)
今週開けてからは雨・雨・雨・・・ ま、梅雨ですもんね仕方ない^^;
空梅雨と言われてたけど、しっかり降ってもらわないと困る事も多くなりますもんね。
さてさて、作業報告です。
先ず最初は、事故修理でお預かりしていたKDさんのゼファー400が出来上がりましたので、報告です。
既に納車も一昨日しちゃったのですが、事後報告です。
駐車場の駐輪場へ止められていたらしいのですが、そこへ車が変な格好でつっこんだらしいのです。
突っ込んだと言うよりはゆっくり押されちゃった?といったほうが正しいかw
とりあえずゆっくりした力で、ゼファーを倒すことなくフロント周りを押しちゃったので、フォーク、ステム、トップブリッジが歪みましたのでそれらの交換と、フェンスにより傷ついたご自慢だった外装をリペア修理でした。

フロントの足回りの部品を外して、部品交換を行い作業を進めます。ステムベアリングも事故修理では交換になるんですが・・・
テーパーローラーベアリングといって、少し特殊なベアリングです。カワサキでは良く利用されているベアリングなんです。上の写真にあるように、新品梱包の状態ではグリスが詰まってません。
少し変わった方法でグリスを詰めるんですよね~
作業内容をお見せできたらおもしろいんですが、写真ではうまく表現が出来ませんね・・残念(笑
)
手の平にグリスをこんもりさせて、ベアリングの底部をこしつけるようにグニグニすると、写真のように綺麗にグリスが詰まります。
結構コツがいる作業ですが、キッチリ入りましたw
次はフロントフォークのインナチューブを交換して、車体へ戻してフロント回りは完成!
外注に出していた外装パーツを元に戻して各部調整し、洗車して完成!!

見違えあるでしょwすっかり男前になりました!
KDさんにも納得して頂けてよかったです~
またのご来店お待ちしてます!
次。
前回調子が悪いとの訴えで故障探求作業をしていたYSさんのゼファー1100
不恰好に取り付いていたキャブレターを外して中身をチェックしましたので報告しておきます。
とにかく外しにくい。。。
何かが違うんでしょうね・・
とにかく外した後は、ガソリンホースを点滴につなぎ机上でオーバーフローしていないかチェックです。
すると、#1、#3だけが若干フロー気味です。
写真には写りませんが、ジワーとゆっくり少量ですが、スローポートより滲み出てきます。
少しアイドリングでかぶりを起こす理由がこれですね。
それも、エンジンを始動した際に燃料コックが開いた時なので、中々分かる物ではありません。
それでは、中身をチェックしていきます。

キャブレターは前回違う業者さんに預けて見てもらったらしいのですが・・・
汚れが結構あります。
フロートチャンバ内部にはそこそこ大きめなごまめサイズのゴミが入っています。
こんなのがジェット類の周辺にあると詰まらせる事にもなるのですが、如何な物か・・
他の部品も外してチェックしてみたんですが、油面をコントロールするフロートは異常なし、しかし、フロートバルブは段つき磨耗もあるので交換ですね。



余り酷い状態ではありませんが、フローの状況があるので交換しておくべきだと思います。
その他には、このキャブレターの特徴?w
バキュームピストンのカッタウェイに取り付いている、ジェットニードルの固定が出来ていません。
発見はいつもそうですが、分解中に分かる事が多いんです。
ジェット類を外してしまうとメインポートの穴からはニードルの先が顔を出しているんですが・・
4本中2本顔を出しません・・・
この観察が大事ww
バキュームピストンを外すとリターンスプリングが外れてその下にはニードルを抑えるホルダーが見えます。

このホルダーは位置決めしないとしっかり収まりません。すると、その下にあるニードルが固定されず、上下に5mmほど遊びが出ます。
わかるかな~~(汗)
スロットルを開けていくとワンテンポ遅れて開きだすバキュームピストン。
このニードルは、メイン系の燃料の増量を徐々にしていく役割をになっているので、当然固定されていないと振動しながら不安定な状態で開いていきます。
小開状態から開いていく時のばらつく感触は正にこれが原因です。
因みに、このキャブの場合・・・・4つ共に遊びがあったので、完全にばらついていたはず。
調子悪いはずです。
正直、プロの仕事ではありません。こんなの。
わざと間違えて組んだか、偶然こうなったか・・・
基本的に組み付け時に確認が出来ていたら、こんな事にはなりえませんので見ていない可能性も有りますね。
ん~~~~~(情けない)

一先ず部品交換、再調整が必要で、只今見積中です。また分かり次第ご連絡しますので、YSさん宜しくお願いしますね~
キャブで調整が出る可能性が高い・・・
次。
月曜日に車検の予約をしていたMSさんのGPZ900R

結局間違えていたチョークレバーが入荷せず、この予定は断念し、明日金曜日にへんこうです。

それまでに、残り作業をと、頑張ってやってました。
まずは、左スイッチのハザードスイッチが、強制FANスイッチになっていたのをキャンセル。
あったほうが便利なんですが、なぜかフューズ飛びが発生するのだとか。
気持ち悪いので作動しないようにして欲しいとのことでした。

リヤのブレーキパッドの交換、前後フルード交換、クラッチフルード交換です。

ふりパッドを外してピストンの掃除を行いグリスアップ後新しいパッドを取り付け作業完了~


フルード交換エア抜き作業もちゃんとやっておきました。
ついでに追加作業を頼まれていたライセンス灯の交換もばっちり!
サイドカバー取り付けマウントのねじ山の修正も終わり作業は一通り完成!

リコイルにより作業したので、ねじ山はステンレスです。逆に強くなりましたw

残りのチョークレバーは明日入庫予定で、取り付け後車検に出かけます。
出かけた後は少し試乗して問題なければ納車という段取りですね!
時間掛かっちゃいましたが、後もう少しお待ち下さい!
報告終わりw
残りの休み満喫しますww
今日は定休日!
朝から少しゆっくりして、ブログ更新してます(笑)
今週開けてからは雨・雨・雨・・・ ま、梅雨ですもんね仕方ない^^;
空梅雨と言われてたけど、しっかり降ってもらわないと困る事も多くなりますもんね。
さてさて、作業報告です。
先ず最初は、事故修理でお預かりしていたKDさんのゼファー400が出来上がりましたので、報告です。
既に納車も一昨日しちゃったのですが、事後報告です。

突っ込んだと言うよりはゆっくり押されちゃった?といったほうが正しいかw
とりあえずゆっくりした力で、ゼファーを倒すことなくフロント周りを押しちゃったので、フォーク、ステム、トップブリッジが歪みましたのでそれらの交換と、フェンスにより傷ついたご自慢だった外装をリペア修理でした。


テーパーローラーベアリングといって、少し特殊なベアリングです。カワサキでは良く利用されているベアリングなんです。上の写真にあるように、新品梱包の状態ではグリスが詰まってません。
少し変わった方法でグリスを詰めるんですよね~

)
手の平にグリスをこんもりさせて、ベアリングの底部をこしつけるようにグニグニすると、写真のように綺麗にグリスが詰まります。
結構コツがいる作業ですが、キッチリ入りましたw
次はフロントフォークのインナチューブを交換して、車体へ戻してフロント回りは完成!

外注に出していた外装パーツを元に戻して各部調整し、洗車して完成!!



KDさんにも納得して頂けてよかったです~
またのご来店お待ちしてます!
次。
前回調子が悪いとの訴えで故障探求作業をしていたYSさんのゼファー1100


何かが違うんでしょうね・・
とにかく外した後は、ガソリンホースを点滴につなぎ机上でオーバーフローしていないかチェックです。


少しアイドリングでかぶりを起こす理由がこれですね。
それも、エンジンを始動した際に燃料コックが開いた時なので、中々分かる物ではありません。
それでは、中身をチェックしていきます。



汚れが結構あります。
フロートチャンバ内部にはそこそこ大きめなごまめサイズのゴミが入っています。
こんなのがジェット類の周辺にあると詰まらせる事にもなるのですが、如何な物か・・
他の部品も外してチェックしてみたんですが、油面をコントロールするフロートは異常なし、しかし、フロートバルブは段つき磨耗もあるので交換ですね。




その他には、このキャブレターの特徴?w
バキュームピストンのカッタウェイに取り付いている、ジェットニードルの固定が出来ていません。
発見はいつもそうですが、分解中に分かる事が多いんです。
ジェット類を外してしまうとメインポートの穴からはニードルの先が顔を出しているんですが・・



バキュームピストンを外すとリターンスプリングが外れてその下にはニードルを抑えるホルダーが見えます。




スロットルを開けていくとワンテンポ遅れて開きだすバキュームピストン。
このニードルは、メイン系の燃料の増量を徐々にしていく役割をになっているので、当然固定されていないと振動しながら不安定な状態で開いていきます。
小開状態から開いていく時のばらつく感触は正にこれが原因です。
因みに、このキャブの場合・・・・4つ共に遊びがあったので、完全にばらついていたはず。
調子悪いはずです。
正直、プロの仕事ではありません。こんなの。
わざと間違えて組んだか、偶然こうなったか・・・
基本的に組み付け時に確認が出来ていたら、こんな事にはなりえませんので見ていない可能性も有りますね。
ん~~~~~(情けない)


キャブで調整が出る可能性が高い・・・
次。
月曜日に車検の予約をしていたMSさんのGPZ900R

結局間違えていたチョークレバーが入荷せず、この予定は断念し、明日金曜日にへんこうです。

それまでに、残り作業をと、頑張ってやってました。
まずは、左スイッチのハザードスイッチが、強制FANスイッチになっていたのをキャンセル。
あったほうが便利なんですが、なぜかフューズ飛びが発生するのだとか。
気持ち悪いので作動しないようにして欲しいとのことでした。

リヤのブレーキパッドの交換、前後フルード交換、クラッチフルード交換です。

ふりパッドを外してピストンの掃除を行いグリスアップ後新しいパッドを取り付け作業完了~



フルード交換エア抜き作業もちゃんとやっておきました。
ついでに追加作業を頼まれていたライセンス灯の交換もばっちり!

サイドカバー取り付けマウントのねじ山の修正も終わり作業は一通り完成!



残りのチョークレバーは明日入庫予定で、取り付け後車検に出かけます。
出かけた後は少し試乗して問題なければ納車という段取りですね!
時間掛かっちゃいましたが、後もう少しお待ち下さい!
報告終わりw
残りの休み満喫しますww