AK君 ZRX400Ⅱ事故修理見積!&NMさん ゴリラキャブファンネル化!&YMさん CRE250ハンドルスイッチ交換考察!
2012/10/24 Wed. 12:22 [お預かり車両点検修理!!]
こんにちは!
最近はめっきり寒くなって来ましたね・・
秋のさわやかな季節もあっという間に終わったのかな~
冬と言えば、路面温度も下がります。
転倒したりする可能性も高くなるので、ライダーの皆さんは気をつけてください。
Rです
数日前に全国をSR400で旅をしている方がオイル交換に来てくれました~
全国の美術館などを巡っているそうです!!
かなり大変なことに挑戦されていますね(^^)/
数ある大阪のバイク屋の中から当店を選んでいただきまして、ありがとうございます!!
頑張ってください!応援しております!!
続きまして・・修理前の点検報告!!
少し前に、車検でお預かりして色々修理させて頂いた、AK君!
路面が濡れていたことで、転倒してしまったようです・・・
早速ですが、壊れてしまった車両の点検をして見積作業です。

左側にこけたそうで、オイルが漏れてしまったようです。点検までの時間で、かなり漏れてしまいました。
そのオイル漏れを起こしてしまった箇所は・・
エンジン左側にあるジェネレーターカバーが衝撃で割れてしまったようですね。
ジェネレーターカバーですから、当然ジェネレーター(発電コイル)が入っています。
カバー側に、取り付いている部品ですので、壊れてしまっていないか点検していきます。
分解する前にバッテリーの充電がされているか?チェックしました。

エンジンが掛かると充電が始まるのですが、ピーク電圧も問題無し!
コイルの単体でのテストでも問題はありませんでした。
エンジンの方も、特に調子を崩している感じもなかったので良かったと思います。
カバーの方は、表からは分からないぐらい穴が開いていました・・
コイルの被害が、及んでいなかったなのが不幸中の幸いです~
オイル漏れと言えば、ヘッドカバーからのオイル漏れも気になります。
車検の時はなかったオイル漏れ、転倒によるものなのか、たまたまなのかは定かではありませんが、結構漏れてます・・
左側
右側
これは、カワサキの持病といっても過言ではありませんね・・
ほおって置くと結構漏れてしまう所なので、ついでに直しておきたい所です。
続きまして、メーター周りの破損です。
ぶつけた時の衝撃が大きかったのか、けっこう見た目でも酷いのが確認できます。
分解して、カバーの破損状況を確認していきます。
外側のメッキかバーは当然交換。

メーターを固定している、白いハウジングも見事に粉々・・
心配していた、スピードメーター
ひずみも少なく、問題なく作動していました。横手の基盤も無事!
下記の部品の交換が必要ですね・・メーター本体が壊れていなくてよかったと思います。
結構部品代が高いので、悔しい所ですが、交換しないと直せません、
赤い丸の部品は電球です。衝撃で飛んでしまったようですね・・・
カバーはほとんど交換ですが、綺麗に元通りに直せます。
具体的にややこしい部分はアップしたので、検討する際の参考にしてください。
ウインカーや、ミラーなどは電話で話した通りです!
ご連絡お待ちしてます!
しかし、大怪我でなくてよかった!!
次!
NMさんのメッキゴリラです!
このメッキゴリラは数年前に80ccボアアップ&ヘッド加工を行いNMさんに売った車両です!
最近では、ロンスイを組み込み、発進時のリフトアップの悩みも解決したところです~
ノーマル
ロンスイ後!
元々パワーフィルター仕様だったため、とてもピーキーな感じがしていたんですが、スイングアームを入れた事で加速が楽になった事と、同時に入れたヨシムラのノーマルタイプマフラーの影響で、排気効率が落ちたために出てしまった症状を消すために、ファンネル化で全域トルクアップを狙います~
キャブはPC20パイです。
ファンネル仕様

ひとまず仕様変更して、さっそくエンジン始動!
意外と、そのままでもトルクの谷が少なくなったように感じますが、依然かぶり気味です。
油面を1mm落としてPJをワンランク落として様子を見ます。
今度は、エアスクリューを調整してみると1回転戻しまでいかない・・・
少し走ってみると、とてもいい感じになったが、高負荷時に一瞬がぼつきます。
少し、薄くなりすぎた・・・
メインジェットをワンランク上げてごまかしてみる
つきもよくなり、まろやかになったかな~
しかし、全体的にぼけた感じです。
ん~~~
油面を再調整し、PJを元に戻してみようか・・
と、今のところこんな感じです。
残り頑張ります!
さてお次車両はCRE250です。お客さんはYMさん。
この車両は海外HM社によりホンダCR250(モトクロスレーサー)をベースに、公道仕様に変更された車両です。目的は、エンデューロ用だったようですね。
それを日本に並行輸入している代理店があるんですね~~
なんと恐ろしい^^;
レーサーがベースですので、パワーは通常のCRMなどとは違い段違いでございます。
元々、発電系は点火系のみですが、オリジナル部品のジェネレーターを装備しています。
今回のご依頼は、古くなった標準装備のハンドルスイッチを別の社外品集合スイッチに変更交換とメインキーボックスの取り付けです。
さっそく色々配線を調べてみると・・
ハンドルスイッチの配線色が、ハーネス側と違っていて、実にややこしい・・・^^;;
車両側にもバッテリーはありませんので、エンジン始動しながらの作業で、電源を確認しますが、何せ排気音がうるさいのです><
水温もすぐに上がってしまうし・・・
もう大変(^^;
最初の段階では電源がわからず、スイッチを戻したりしながら配線色図を作成して行きます。



作動も確認できました~YMさん電話ではお騒がせしました・・問題なさそうです^^;
いろいろ考えをまとめて、あとは配線をハンダゴテを使い結線です。
でも、ここで昨日はギブアップw
ブレーキランプは、リヤには反応している状態でした。
もう少し調べてみます。
では、続きを作業していきます!
費用的な部分は、前回伝えた金額に5,000円ほどプラスになりそうです。
ある程度の段階で連絡しますので、もうしばらくお待ちくださいね~
では作業に戻ります!
最近はめっきり寒くなって来ましたね・・
秋のさわやかな季節もあっという間に終わったのかな~
冬と言えば、路面温度も下がります。
転倒したりする可能性も高くなるので、ライダーの皆さんは気をつけてください。
Rです
数日前に全国をSR400で旅をしている方がオイル交換に来てくれました~

全国の美術館などを巡っているそうです!!
かなり大変なことに挑戦されていますね(^^)/
数ある大阪のバイク屋の中から当店を選んでいただきまして、ありがとうございます!!
頑張ってください!応援しております!!
続きまして・・修理前の点検報告!!
少し前に、車検でお預かりして色々修理させて頂いた、AK君!
路面が濡れていたことで、転倒してしまったようです・・・
早速ですが、壊れてしまった車両の点検をして見積作業です。


左側にこけたそうで、オイルが漏れてしまったようです。点検までの時間で、かなり漏れてしまいました。
そのオイル漏れを起こしてしまった箇所は・・

エンジン左側にあるジェネレーターカバーが衝撃で割れてしまったようですね。
ジェネレーターカバーですから、当然ジェネレーター(発電コイル)が入っています。

カバー側に、取り付いている部品ですので、壊れてしまっていないか点検していきます。
分解する前にバッテリーの充電がされているか?チェックしました。


エンジンが掛かると充電が始まるのですが、ピーク電圧も問題無し!
コイルの単体でのテストでも問題はありませんでした。
エンジンの方も、特に調子を崩している感じもなかったので良かったと思います。
カバーの方は、表からは分からないぐらい穴が開いていました・・


オイル漏れと言えば、ヘッドカバーからのオイル漏れも気になります。



これは、カワサキの持病といっても過言ではありませんね・・
ほおって置くと結構漏れてしまう所なので、ついでに直しておきたい所です。
続きまして、メーター周りの破損です。


ぶつけた時の衝撃が大きかったのか、けっこう見た目でも酷いのが確認できます。
分解して、カバーの破損状況を確認していきます。

外側のメッキかバーは当然交換。


メーターを固定している、白いハウジングも見事に粉々・・
心配していた、スピードメーター

下記の部品の交換が必要ですね・・メーター本体が壊れていなくてよかったと思います。

結構部品代が高いので、悔しい所ですが、交換しないと直せません、
赤い丸の部品は電球です。衝撃で飛んでしまったようですね・・・
カバーはほとんど交換ですが、綺麗に元通りに直せます。
具体的にややこしい部分はアップしたので、検討する際の参考にしてください。
ウインカーや、ミラーなどは電話で話した通りです!

ご連絡お待ちしてます!
しかし、大怪我でなくてよかった!!
次!
NMさんのメッキゴリラです!

このメッキゴリラは数年前に80ccボアアップ&ヘッド加工を行いNMさんに売った車両です!
最近では、ロンスイを組み込み、発進時のリフトアップの悩みも解決したところです~

ノーマル

ロンスイ後!

元々パワーフィルター仕様だったため、とてもピーキーな感じがしていたんですが、スイングアームを入れた事で加速が楽になった事と、同時に入れたヨシムラのノーマルタイプマフラーの影響で、排気効率が落ちたために出てしまった症状を消すために、ファンネル化で全域トルクアップを狙います~
キャブはPC20パイです。

ファンネル仕様


ひとまず仕様変更して、さっそくエンジン始動!
意外と、そのままでもトルクの谷が少なくなったように感じますが、依然かぶり気味です。
油面を1mm落としてPJをワンランク落として様子を見ます。
今度は、エアスクリューを調整してみると1回転戻しまでいかない・・・
少し走ってみると、とてもいい感じになったが、高負荷時に一瞬がぼつきます。
少し、薄くなりすぎた・・・
メインジェットをワンランク上げてごまかしてみる
つきもよくなり、まろやかになったかな~
しかし、全体的にぼけた感じです。
ん~~~
油面を再調整し、PJを元に戻してみようか・・
と、今のところこんな感じです。
残り頑張ります!
さてお次車両はCRE250です。お客さんはYMさん。

この車両は海外HM社によりホンダCR250(モトクロスレーサー)をベースに、公道仕様に変更された車両です。目的は、エンデューロ用だったようですね。
それを日本に並行輸入している代理店があるんですね~~
なんと恐ろしい^^;
レーサーがベースですので、パワーは通常のCRMなどとは違い段違いでございます。
元々、発電系は点火系のみですが、オリジナル部品のジェネレーターを装備しています。
今回のご依頼は、古くなった標準装備のハンドルスイッチを別の社外品集合スイッチに変更交換とメインキーボックスの取り付けです。

さっそく色々配線を調べてみると・・

ハンドルスイッチの配線色が、ハーネス側と違っていて、実にややこしい・・・^^;;
車両側にもバッテリーはありませんので、エンジン始動しながらの作業で、電源を確認しますが、何せ排気音がうるさいのです><
水温もすぐに上がってしまうし・・・
もう大変(^^;
最初の段階では電源がわからず、スイッチを戻したりしながら配線色図を作成して行きます。



作動も確認できました~YMさん電話ではお騒がせしました・・問題なさそうです^^;
いろいろ考えをまとめて、あとは配線をハンダゴテを使い結線です。

でも、ここで昨日はギブアップw

ブレーキランプは、リヤには反応している状態でした。
もう少し調べてみます。
では、続きを作業していきます!
費用的な部分は、前回伝えた金額に5,000円ほどプラスになりそうです。
ある程度の段階で連絡しますので、もうしばらくお待ちくださいね~
では作業に戻ります!