TBさん グランドマジェスティ加速不良修理完成!&YZ君 バルカンクラシック SHORAIバッテリー搭載!!
2012/07/29 Sun. 01:33 [作業日記]
いやはや・・・すっかり夏ばてのRです。。。
ブログの更新・・・正直つらいっすww
でも頑張らないとね^^;
弱音は吐いてらんないです。w
改めまして、こんばんは!
先ず最初に・・豆ちゃん!ごめんね・・
部品は既に届いているんですが、中々作業にかかれていません。。
時間貰ってるとは言え・・
8月に入るまでには形にして見せますので、もうしばしお待ち下さいm(__)m
さて、TBさんのグランドマジェスティの加速不良修理!
前回、駆動系で報告が止まったままになっていますがその続きからです。

先ず症状が4000回転で頭打ち、変速が途中で止まってしまいスピードは失速気味です。
出だしから、頭打ちが始まるまでの加速は速い自転車並みでした・・・
最初お話を頂いた時は「変速が早すぎて、加速がもたついているような感じ」でした。
中古で購入だったらしいのですが、走行距離が2万キロを超えている状態ですし、真っ先に浮かんだのが駆動系トラブルだったのですが、予想とは違う結果になってしまいました。
まあ、バラス前の試乗で何となく故障箇所はわかったんですが^^;
その故障箇所とは?
グランドマジェスティに良く出るトラブルです。
この車両は、私は、最初キャブレターモデルかと勝手に思い込んでいたんですが、違いますね・・
インジェクションモデルです。
キャブレターが機械式に対して、インジェクションは電気制御式制御燃料噴射装置・・
なにやら、ややこしそうな^^;
はい!ややこしいのです!w
色んな情報を元に、コンピューターにより判断し、適正なタイミングで適正な量の燃料(ガス)を送る為、色々なセンサーが付いているのですが、車と違い一部機械式な部分もバイクには存在します。
その機械式な部分でトラブルが良く出るんです。
ややこしい話は置いといて・・
この車両の場合、スロットルボディー内に吸気系の空気量を微調整している、サクションピストンと言う部品がございます。
負圧によりコントロールされており、スロットルのバタフライが急開した時に適正な量の空気をエンジンに送る役割を果たしています。と言われても意味が分かりませんよね^^;;
ま、その様な部品が付いているのです^^;
そこの肝心要である動きを制御している部品(ダイヤフラム)が破ける症状が、このグランドマジェスティには良く起こるのです。
症状は、試乗後に感じた症状その物です。
具体的に分解し、点検していきましょう。
そのスロットルボディは・・
メットインの下・・です。
後周りを全て外す作業からです。



写真で見ると凄く簡単ですね・・
この作業はスクーターでしか味わえない苦労がある訳ですが、そんな話は置いといてw
ここまで分解すると、色んな物が出てきます・・
こんなボルトや・・
こんな端子のきれっぱし・・
ボルトは、タンデムシートの取り付け用の物(違うボルトが付いていたから)。端子は、以前つけていたであろう電気部品の一部だと思われます・・
念のため色々見ておきましたが、問題は無さそうです。
問題があったと言えば、フロントカウルのねじ山が2箇所飛んでいた事ぐらいです。
ネジだけは、ステップボードの下にちゃんと入っていました。。
ねじ山が粉々に飛んでいるので取り付けは出来ません、納車の時にでもお渡しします・・・
早速、スロットルボディーを探ります。

この部品の上面にサクションピストンがあります。分解し見てみましょう。

サクションピストンです。
このゴムのひらひらがダイヤフラムです。
そんな簡単に破けるような物ではないのですが・・

指が入ってしまうような穴。。後は小さい穴・穴・穴・・計4箇所空いていました・・
これでは、正直ちゃんと開く事が出来ませんので、バルブは閉じたまんまです。
同時に回転数も上がりません。
ずばりコイツが犯人だと言う事です!
幸い、ヤマハはこれの対策の為なのか、このダイヤフラムだけを部品で設けています。
お陰で部品代は安く済みますが・・・
この部品キャブレターでも使っているのです。普通はピストンバルブごとでしか注文できない場合が殆どなので、不幸中の幸いと思いましょうw
兎に角、部品をオーダーし先日届きましたので、交換です。

スロットルボディへ戻してしまいます。
結構、汚れも酷かったので、取れる範囲で綺麗に洗浄も行いました。
今回交換まではしなかったのですが、2つあるエアクリーナーエレメントも汚れかけていますので、5000キロほど走ったら、交換してあげてください。


この後一度エンジンを始動し、回転がスムーズに上がるかのチェック!

軽く吹け上がるように成りました。これでほぼ治ったと確信しましたので、次の作業へ移ります。
駆動系のOH
今回交換するのは、図中6番のスライダー
図中8番のドライブベルトです。
プーリーやランププレート、クランクケースなどの汚れかすを綺麗にしたら組み付けです!


グリスアップも全て施し、組上げました^^
エンジン始動し変速も確認!
カバーをつけて完成です!

最後に試乗もしっかり行いました。
結果は勿論、OK~!
スムーズな加速とパワフルな感触が戻りました!
朝から洗車しご連絡します!!
TBさん宜しくです!!
お次は、バッテリーのご紹介です!
お客さんは、YZ君!
車両はバルカンクラシックです。
元々興味が有ったらしいいのですが、今回バッテリーが突然死ぬと言うハプニングのついででこうかんしてくれました。

通常、GSユアサをお勧めしていますが、このバッテリーもお勧めです。
何より値段が、お求め安い価格ですw

LFX14A1BS12 定価17800円(税込み)!
ユアサより安いかもしれません。
バッテリーは元の物より少し小ぶりですが、内容はGOOD!

専用のパッキンで大きさを調整します。



目方を測定
SHORAIが890gに対し、鉛バッテリーはEEEE^^;
このはかりは2kg間でしか計れませんので、2K以上あることになります。
物凄く軽いですなw
小さくて軽いバッテリーですが、常時電圧は優秀です。
13.67V!
この数値を維持する事ができるのがSHORAIバッテリーです。
たまにしか乗らない(1週間に1度乗るかどうか?)みたいな方にぴったりなバッテリーです。
自己放電も殆どしませんので、安心です。
気になる方は、ご依頼くだされば取り付けいたします!
因みに、最初に取り付けてくれた(昨年の年末)YD君(GSX-R750)の状態も全く持って安定しております。
他には、ハーレーやPS250、ジャイロキャノピーなどのお客さんもおられます。
今の所問題はありません!
どしどしご依頼くださいませ~~♪
当店、代理店やらせてもらってますので、しっかり面倒を見させていただきます!
どうぞ宜しくです!!
おわり
ブログの更新・・・正直つらいっすww
でも頑張らないとね^^;
弱音は吐いてらんないです。w
改めまして、こんばんは!
先ず最初に・・豆ちゃん!ごめんね・・
部品は既に届いているんですが、中々作業にかかれていません。。
時間貰ってるとは言え・・
8月に入るまでには形にして見せますので、もうしばしお待ち下さいm(__)m
さて、TBさんのグランドマジェスティの加速不良修理!
前回、駆動系で報告が止まったままになっていますがその続きからです。

先ず症状が4000回転で頭打ち、変速が途中で止まってしまいスピードは失速気味です。
出だしから、頭打ちが始まるまでの加速は速い自転車並みでした・・・
最初お話を頂いた時は「変速が早すぎて、加速がもたついているような感じ」でした。
中古で購入だったらしいのですが、走行距離が2万キロを超えている状態ですし、真っ先に浮かんだのが駆動系トラブルだったのですが、予想とは違う結果になってしまいました。
まあ、バラス前の試乗で何となく故障箇所はわかったんですが^^;
その故障箇所とは?
グランドマジェスティに良く出るトラブルです。
この車両は、私は、最初キャブレターモデルかと勝手に思い込んでいたんですが、違いますね・・
インジェクションモデルです。
キャブレターが機械式に対して、インジェクションは電気制御式制御燃料噴射装置・・
なにやら、ややこしそうな^^;
はい!ややこしいのです!w
色んな情報を元に、コンピューターにより判断し、適正なタイミングで適正な量の燃料(ガス)を送る為、色々なセンサーが付いているのですが、車と違い一部機械式な部分もバイクには存在します。
その機械式な部分でトラブルが良く出るんです。
ややこしい話は置いといて・・
この車両の場合、スロットルボディー内に吸気系の空気量を微調整している、サクションピストンと言う部品がございます。
負圧によりコントロールされており、スロットルのバタフライが急開した時に適正な量の空気をエンジンに送る役割を果たしています。と言われても意味が分かりませんよね^^;;
ま、その様な部品が付いているのです^^;
そこの肝心要である動きを制御している部品(ダイヤフラム)が破ける症状が、このグランドマジェスティには良く起こるのです。
症状は、試乗後に感じた症状その物です。
具体的に分解し、点検していきましょう。
そのスロットルボディは・・
メットインの下・・です。
後周りを全て外す作業からです。



写真で見ると凄く簡単ですね・・
この作業はスクーターでしか味わえない苦労がある訳ですが、そんな話は置いといてw
ここまで分解すると、色んな物が出てきます・・


ボルトは、タンデムシートの取り付け用の物(違うボルトが付いていたから)。端子は、以前つけていたであろう電気部品の一部だと思われます・・
念のため色々見ておきましたが、問題は無さそうです。
問題があったと言えば、フロントカウルのねじ山が2箇所飛んでいた事ぐらいです。
ネジだけは、ステップボードの下にちゃんと入っていました。。
ねじ山が粉々に飛んでいるので取り付けは出来ません、納車の時にでもお渡しします・・・
早速、スロットルボディーを探ります。

この部品の上面にサクションピストンがあります。分解し見てみましょう。

サクションピストンです。
このゴムのひらひらがダイヤフラムです。
そんな簡単に破けるような物ではないのですが・・



これでは、正直ちゃんと開く事が出来ませんので、バルブは閉じたまんまです。
同時に回転数も上がりません。
ずばりコイツが犯人だと言う事です!
幸い、ヤマハはこれの対策の為なのか、このダイヤフラムだけを部品で設けています。

この部品キャブレターでも使っているのです。普通はピストンバルブごとでしか注文できない場合が殆どなので、不幸中の幸いと思いましょうw
兎に角、部品をオーダーし先日届きましたので、交換です。



結構、汚れも酷かったので、取れる範囲で綺麗に洗浄も行いました。
今回交換まではしなかったのですが、2つあるエアクリーナーエレメントも汚れかけていますので、5000キロほど走ったら、交換してあげてください。


この後一度エンジンを始動し、回転がスムーズに上がるかのチェック!

軽く吹け上がるように成りました。これでほぼ治ったと確信しましたので、次の作業へ移ります。
駆動系のOH


図中8番のドライブベルトです。

プーリーやランププレート、クランクケースなどの汚れかすを綺麗にしたら組み付けです!



グリスアップも全て施し、組上げました^^

カバーをつけて完成です!


最後に試乗もしっかり行いました。
結果は勿論、OK~!
スムーズな加速とパワフルな感触が戻りました!
朝から洗車しご連絡します!!
TBさん宜しくです!!
お次は、バッテリーのご紹介です!
お客さんは、YZ君!
車両はバルカンクラシックです。
元々興味が有ったらしいいのですが、今回バッテリーが突然死ぬと言うハプニングのついででこうかんしてくれました。

通常、GSユアサをお勧めしていますが、このバッテリーもお勧めです。
何より値段が、お求め安い価格ですw

LFX14A1BS12 定価17800円(税込み)!
ユアサより安いかもしれません。
バッテリーは元の物より少し小ぶりですが、内容はGOOD!

専用のパッキンで大きさを調整します。



目方を測定


このはかりは2kg間でしか計れませんので、2K以上あることになります。
物凄く軽いですなw
小さくて軽いバッテリーですが、常時電圧は優秀です。

この数値を維持する事ができるのがSHORAIバッテリーです。
たまにしか乗らない(1週間に1度乗るかどうか?)みたいな方にぴったりなバッテリーです。
自己放電も殆どしませんので、安心です。
気になる方は、ご依頼くだされば取り付けいたします!
因みに、最初に取り付けてくれた(昨年の年末)YD君(GSX-R750)の状態も全く持って安定しております。
他には、ハーレーやPS250、ジャイロキャノピーなどのお客さんもおられます。
今の所問題はありません!
どしどしご依頼くださいませ~~♪
当店、代理店やらせてもらってますので、しっかり面倒を見させていただきます!
どうぞ宜しくです!!
おわり