岡山国際シリーズ第1戦 初参戦!!その3
2008/03/14 Fri. 21:11 [レース活動]
リヤタイヤにある異変が・・・・
予選は8位という結果。
うまく行けば表彰台も夢ではなくなってきた。
「あれ?!この剥離なんや??」
タイヤのトレッド部分にスポット的に剥離が見られた。
全周くまなくチェックする。
症状がひどい部分が3箇所。
一番ひどい部分は指でつまむと、そのままべりべりと、めくれてしまいそう・・・
今までの経験ではこんなの初めてのこと。
以前知り合いのブログで、紹介された爛れたタイヤを思い出したが、また違う感じ。
「ん????ん。。。」
そこへ・・○本さんが来た。
○本さん「さっきからどうしたん?」
R「いや?。。。タイヤがね。。。」
と、その部分を指差す。
○本さん「あ??ぁ。。。」
R「こんなん、あり??」
○本さん「でかいバイクでまれに見かけるけどな?。ん??。これはちょっとひどいかな。。。」
R「へ?ぇ。そうなんや??」
レースが駄目になることよりも、その部分が原因で吹っ飛ぶんじゃないかと、恐怖した。
よくよく考えたら、予選中に、昨日の練習中より振動が多かったよーな。。。
コーナーの平均速度は大体60キロ?100キロぐらいだろうか。
そのスピードの中で、タイヤが急にグリップを失ったら・・・・
「ひょえ?????こわいやん・かいさ???」
結局、練習で使用したタイヤを使う気にもなれず、BSのサービスに相談に行った。
サービスは、こんなケースは大きいバイクでよく有りますと、否定的だった。
色々、不安な状況を説明すると、ある責任者ぽい方が、「さっきの説明した事例もあるけど、このままの使用は責任取れないし、情報を提供してくれるなら交換しましょう」と、ありがたいお言葉を頂けた。
BSもミニのタイヤでこんなひどい物は初めてってな感じで、慎重な対応になったんだろう。
現場の声ってのも反映されているんだと実感し、好感が持てる対応に感謝したい。
使用した状況、環境、足廻りの状態、使用時期と、情報的な内容を詳しく伝えると、手際よくタイヤの交換をしてくれた。
決勝前に出た問題も片付き、ホッとしているのもつかの間。
タイヤの負担を考え、リヤの足回りを少し変更し決勝に望んだ。
待機場所には、ぎりぎりでいいだろうと思っていたので、ギリギリまでピットで過ごす。
いよいよ5分前。
○本さんに声をかけ、いざ待機所へ!!
皆に挨拶し気合充填!!!
待機所では、もう整列しピットアウトの行列になっていた。
その行列の後方へマシンをつけようとしていたら・・・・
オフィシャルに止められ、声をかけられた。
オ「なぜ遅れたんですか?」
R「はい??」
オ「遅れた理由を教えてください。」
R「え?!いや??!あの・・・」
オ「出走前チェックに遅刻しるんですよ。(怒)」
R「ス・イ・マ・セ・ン・・・」
オ「注意を受けると思いますので、そのつもりで。」
R「へへ??」
大人になって久しぶりに怒られました。。。(TT)
さすが、岡山です。きっちりしてます。
しかし、注意されるってなんだろう・・・・
上がっていたテンションも、かなり下がりました↓
気を取り直し、そそくさとコースイン!
1週目は皮むきをしながら、気持ちを落ち着かせる。
最終コーナーを立ち上がり、チーム員の大と、広君が待つ決勝グリットへ整列する。
選手紹介が始まり、緊張感がどっと来た。
やがて笛が高らかに響き、グリット上は選手だけになる。
信号に黄色点滅が灯り消えた。
ウォームアップ開始!
それぞれ、スタート練習兼ねて皆一斉に飛び出した。
タイヤの感触を確かめ、気持ちを高めていく。
再びグリットへ。
赤旗が、横へ移動しいよいよ・・・
レッドシグナル点灯!!
エンジン音が高々とうなり・・・・・
緊張の一瞬がやってきた。
レッド消灯!レーススタート!!!!
最近良くスタート練習していた甲斐もあり、スタートで一気に4・5台抜き去り1コーナーへ。
しかし、ややイン側へラインを取ってしまい、アウト側からかぶせられた。
その瞬間、体がこわばり引いてしまう。
一気にアウトから攻め立てられ、2コーナーはアウト側へ押しやられた。
全開区間で、スロットルを戻してしまうとは・・・
2コーナを2台外から倒して行くも、左横のバイクが気になり、倒しきれずグラベルが視野に入ってきた。
「まずい・・」
一瞬のミスだった。またまたハラミ気味のライン取りで向きを変えることが出来ず、完全にオーバーラン。
あわてて修正しながらスロット全開にするも・・・前のバイクについていけず、射程距離から外れていった。
スリップにもつけない。一旦失速したバイクは前に進まず、更に切り返しながら2・3台に交わされていった。
完全にミスった。。。
後は追いつく為に必死になるが、決勝前にいじった足廻りの影響からか、バイクが思ったように曲がってくれない。
「くそくそくそ・・・・」
先行グループに早くも置いていかれ、ばらばらな状態でタイムもでない。もがく数週。
何台に抜かれたのだろう。考えるのも面倒になってきた。
レース終盤。3台ぐらいのバトルになり、いよいよ最終ラップ、ストレートでスリップに入りコーナーでイン側をゲット!
次の立ち上がりで抜かれるがまたまた裏直抜けたヘアピンで、イン側奪取。
そのまま便所コーナまで死守するも、ダブルヘアピンでつかまり、最終コーナでラインをクロス。
スリップを十分使い、コントロールライン前で横につけた。
半車身前で前者を交わしゴール。
結局、予選8位から、決勝10位でした。(大人順位だと8位)
2サイクルSTと4サイクルSTとの混走で総合は17位という結果に終わった。
○本さんは4位、○藤さんは5位だった。
結局、序盤のミスを引きずり、今回の参戦は惨敗でした。
しかし、色々なデーター取りや結果からの判断がレースでは生かされることがわかり、大変勉強になったレースです。
今回色々手伝ってくれた大と、広君、嫁、ちびには大変感謝しています。
ありがとう!
次のレースかなり気合が入ってます!
「勝ちたい!!」
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