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ライブリー杯 HRC NSF100トロフィー第3戦IN堺KL? 







愛媛県へのお迎え耐久レースも終え、17日帰ってきた私ですが、どうも体がしんどかった。。。
頭が熱いといいますか、熱気が溜まったよーな、妙な感じでした。
本当なら、17日マシンの修復に当てたかったんですが、仕方ないので家でじっとしておりました。
そんなマッタリした夜・・・携帯がなった。

相手はバイク仲間のHさん。

「もしもし?♪」
Hさん「カウルできたから、家に持っていこか??」
「そんな事までしてもらったら、悪いですよ^^;」
Hさん「いやいや、仕事帰りに寄れるから。その方がこっちも、都合がいいし?」
「ほんますんません・・・」

てな感じで、修復していただいた、アッパーカウルを持ってきて頂いた。
感謝のしようがありません。Hさん。何から何までほんまアリガト。

「よ?し!18日は頑張って直すぞ?」

すっかり、体も良くなり18日は半日がかりでマシン修復に努める。
皆のお陰もあり、無事レースまでに直りました。
11時前に布団に入った私。
今夜はぐっすりのはずが・・・・
明日の事が気になって寝れません(TT)
寝付いたのは1時か2時ごろだったと思います。久しぶりに緊張したんですね^^;


平成19年8月19日・・晴れ  堺カートランド

いよいよやってきました。レース本番!!
朝5時に起床!6時に家をでて6時半ごろコース入り。
ピットには場所取りしてくれていたシラタがもう準備万端の状態で待っていた。

シラタ「思ったより綺麗になりましたね?♪」
「うん!Hさんのお陰や?」
シラタ「なんか前よりかっこいいし!」
「足回りはダイキのお陰やし」
「色々今回はたすけてもらったわ?」

今回のレースは私の中で最大の山です。
なぜなら結果次第でチャンピオンになれるかどーかが決まるから。

今1位の選手は、K?MAXの山○君  19ポイント
2位が私   17ポイント
3位はDD BOYSの小○君    15ポイント

3人とも2ポイント差なのです。
レースは今回あわせて2戦。
優勝の無い私にとって、チャンプになるなら、?連勝しかありません。=3

ただでさえ厳しいのに、今回の参加選手にはかなりのツワモノがいます。
Team NTB の川○です。
彼とは高校時代からの親友です。
その昔川○が、evolveというチームを作りました。
当然私もそこに所属し、ボスである川○を倒す事ばかり考えていたんです。
文面から伝わるように、私にとって永久のライバルなのです。
そんな彼、昔から天才肌で、当時のミニバイク会では無敵でした。
何に乗っても、とりあえず速い。というか、うまい彼。
最近急にNTBの専属ライダーでNSFに殴りこみです。

レベル的に最近乗り始めたのに、もうすでにトップランカーになってしまった。
さすがです。


ま、そんな訳で今回は最初から、むちゃくちゃになる予想大でした。^^;

朝一の練習でまず、なまった体を起こし予選用のタイヤの皮むきまで済ませ、準備万端!
この間のクラッシュの影響もほとんど無く、いけそうな感じで予選を迎える事に・・・
しかしここでまた事件です。

クリアラップを狙う為、一番最初にコースに出ました。
1週目はとにかくタイヤを馴染ませ、2週目からアタック開始!
39秒7・・39秒5・・
「うん。いけそう!」
そんな感じで4週目にはいろーとしていた。
2コーナーで川○と遭遇。
コースインしたばかりなのか、流しています。
3コーナーでパス。のはずが・・・川○、譲ってくれません。
「==;おいおい。どいておくれ。」
仕方ないので、1週無理せずついて行くことに。
しかし、ペースが上がりだした。
「このまま引っ張ってもらうか。」彼もベストは39秒フラットです。
しかし4、5コーナーと進むにつれ、不安になる。
「えらい、リヤ滑らしてんな?^^;」
「ペースもいまいち上がりきらんし。最終でパスするか。」
などと考えていたら。。。。奥のヘアピンの立ち上がりで「ずっるっ!!」
目の前でこけやがった。。。真後ろにいた私も、二人仲良く同じ格好で・・・こけました(TT)
スロットルが曲がったバーエンドにあたり、引っかかり、リヤブレーキもおかしくなってしまった。。
ステップが幸い曲がっただけだったので、そのまま3週アタックすることにした。
最悪です。
結局、39秒407で予選5位でした。Orz
原因の川○といえば・・・・39秒062で予選2位。
「神様??」
どんだけ??????????????!!

彼がなぜこけたか・・・

川○「タイヤの皮むきしててん♪」

どんだけ???????????????????!!!!!

やってられません。。(TT)

気を取り直し、スタートで前に出てやる!!!
そー心にちかう私でした。

さて、いよいよ決勝です。
予選1位DDの小○君38秒932
2位NTBの川○39秒062
3位K?MAXの山○君39秒144
4位NTBの内○君39秒230
5位EVOLVE R私39秒407
6位EVOLVE Rシラタ39秒544
以下6人の合計12台でレースです。

ご覧のとおりコンマ差で争っています。
今年はレベルが高い!!^^

決勝の作戦を考えると、まずスタートで3番手まで這い上がり2週目からじっくりトップを狙う。
当然、山○君は1週目で捕らえなければ、後がつらくなるに違いない。
ここで出た結論。1週目はロケットしかない。

ロケットとは・・・私らの中では、前のライダーを抜く際、かなりきわどいラインで特攻かけるということ。
私はめったにしません。こけたら終わりですもん。。
今回その手を使わなければ、優勝してポイントゲットは無理でした。
しかし、その事が後で修羅場を作る事に・・・・

いよいよ決勝です。
コースインし、1週のウォームアップも済ませ、各車臨戦態勢へ!
フラッグマンが日章旗を振りかぶって・・・・
すた???と!!!

フライング気味に出たはずが、皆同じ考えのようで、蓋を開ければ各車一斉にの、状態でした。
1週目3コーナー内○君のイン側奪取成功!
この時点で4位になる。
目の前は最大のライバル山○君!!
尽かさず、4コーナーロケット発射!!
突っ込みは成功!しかし、5コーナーで巻き返される。
「やばい(・・;)」
奥ヘアではブロックされるし、最終コーナーでクロスかけても体重差を考えると難しい。。。
一瞬ではじき出した答えは・・・
次の次である「Z左の突っ込みしかない!!」

ここのコーナーパッシングに使うには危険すぎるコーナーです。
9割失敗(転倒)です。しかし、唯一山○君が自分より遅くなるコーナーでもあった。
1割にかけた。大博打です。

5コーナーを立ち上がる瞬間、少しクリップを奥に置き、山○君の左に回りこんで、Zの右を半車身後ろで左の侵入に備えた。
「山○君は構えていないようだ」
「行ける!」

そのまま、スロットル全開で、山○君の左サイドにロケット発射????!!!!
ブレーキを遅らせ縁石めがけて入った!!!!

瞬間でした。
山○君は早めに切り替えして来ました。
私のフロントがイン側に入りきる前にかぶせられ、そのまま山○君のマシンの横っ腹に斜め後ろから突き刺さり、彼をふっ飛ばしながら私も吹っ飛びました。。。。
真後ろにいた内○君もパニックブレーキ炸裂で、ジャックナイフのまま一回転。後で聞きました==;)
シラタも巻き込まれないように右のグラベルへ回避。。。失敗草に足をすくわれ転倒。

突っ込んだ瞬間、自分勝手なもんですぐさまバイクを起こし走り出した。
次の週その場所には、だれも残っていないのを確認すると、いよいよ追撃モード。
何台か交わしようやく4位の南海さんを見つけラストスパートです。
ぶつかったショックでフロントが曲がったのでしょうか、どこのコーナーでも飛びかけ寸前で駆け抜けました。
そうこうして行く内に山○君発見!
走っていました。しかしペースを落としながら。
私は心で「ごめん。ごめん。」とつぶやきながらラップしていきます。
しかし残念ながら4位に絡むことなくチェッカが降られました。
決勝5位で終了。撃沈です。
ピットのに戻り悔しさから何も考えられず、ただただ、うつむき物に八つ当たりです。
最悪です。

そんな中、あることが頭をよぎりました。
「山○君は大丈夫か??」

ヘルメットも脱がず、そのまま山○君のところへ謝罪へ向かった。。。
椅子にへたり込む山○君。
「さっきはごめんな?。大丈夫??」
山○君「あれはないやろ??(怒り)」
「そやねん。ほんまごめんなさい」(TT)
「体大丈夫??」
山○君「あかん・・・右肩が・・・たぶん折れてるわ・・・・」
「まじ???」

結局友達と病院へすぐ行く事に。

帰ってくるまで私も何も手に付かず待っていた。
「山○さん戻ってきた」
そこで見たのは、ランドセルのようなコルセットをつけた彼でした。

鎖骨を複雑骨折したらしい。。。

その後さらに謝罪し後片付けを手伝い、家まで送っていきました。



今回このレースでは、いろいろな方から慰めの言葉をいただきました。
自分のした行為が、レースとはいえアンフェアーな行為だったと深く反省しています。
個人競技とはいえ、先の見えた危険行為だと、自分では思っております。
最初に述べたように、周りに多大な迷惑心配をおかけしました。
後日山○君とは連絡を取り仲直りして頂きました。
しかし、私の中ではかたずいていない問題です。
ミニバイクとはいえ、危険と隣り合わせですのでよく考え直し、次に望みたいと思います。

終わり

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