カワサキ ゼファー750 不動車修理進捗報告!
2020/11/30 Mon. 02:38 [作業日記]




ご無沙汰しております('◇')ゞ元気に営業中! TOさんキャビーナ90点検結果報告!!
2017/06/22 Thu. 21:55 [お預かり車両点検修理!!]
こんばんは
かなり更新をほったらかしにしていて、正直このブログの意義すら問われてもおかしくない!
ま、そう言わずお付き合い宜しくお願いします。
私少々仕事がらみでのインターネットに疲れております(笑)
冗談はさておきまして、今日は久しぶりに点検結果の報告です。
と言いますのも、今回のお客さんTOさんは京都在住のお客さん。
わざわざ京都からお店に来てくれた方でして、電話だと伝わりにくいと思いまして、久しぶりに更新している次第です。
今回の車両は、ホンダキャビーナー90
リード系エンジン搭載のブロードの屋根付きタイプです。
3輪のジャイロキャノピーの方はよく見ますかね。
このバイクも現役当時はあちらこちらで見たものですが、確実に絶滅危惧種指定でございます(笑)
いつも通りバッテリーからチェックしていきます。
店に来てくれた時は確かバッテリーはあがってなかったような気がするのですが、現状はあがってしまっています・・・(;^ω^)
私の方で、上げた記憶は全くありませんので、記憶違いか、預かっている間に弱ったのか・・・
常時電圧が
4.28V・・・・
充電不可なくらい下がってますね。
エンジンをキックでスタート
充電電圧測定・・・12V小と言ったところで、充電はしようと頑張ってるのは確認できました。
ごめんなさい写真撮り忘れてしまいました(;´Д`)
この状態を確認すると、預かっている間位に上がった可能性は低いですね。。
私の勘違いだったようです。
このバッテリーはこの状態から充電器にセットしても、充電器の判断で充電が開始されません。安価バッテリーという事も考えると交換が良いでしょう。
バッテリートラブルは意外とストレスですからね・・
灯火類の異常はバッテリー上がりの影響だけで、特に有りませんでした。
預かり時にブレーキの異音とエンジンの調子、クッションのヘタリを見て欲しいと言われていたので、少し店前で試乗してみます。
エンジンは、かぶりが酷く発進が鈍く加速も不十分ですね。90ccじゃないみたい。
ブレーキをかけてみると、引きずりがあり、音もキリキリうるさく、効きがものすごく甘いです。
クッションはフロントは論外。ほぼフルボトム状態でハンドルが取られるくらい。
リヤクッションも揺れっぱなしで乗り心地も・・・(;^ω^)
エンジンについては、少し聞きたくない異音も混ざっています。
クランクやシリンダーに傷等無ければいいのですがね・・・
あとで確認してみます。
点検の続き
フロントの足回りをチェック
ホイールベアリングのガタつきは無し。
ステムスムーズに末切り出来るしがたは有りません。
しかし、フロントフォークのボトムケースが真っ黒です。
覗き込むと・・・
完全に左右共オイル漏れしており、どろどろになってました~
オイルの入るちゃんとしたフォークなんですが、これでは納得です・・・
この状態は壊すところまでやりかねないので、フォークのオーバーホールが必要です。
フロントタイヤ
まず、サイズがワンサイズ細くなっています。90/90-12本来は100/90-12
おまけに溝が方べりしていて交換時期に来ていますね。
これ以上ひっぱても良い事は有りませんので交換です。
エアバルブもひび割れが酷いので一緒が良いでしょう。
フロントブレーキ
掛けた時に違和感を感じたんですけど・・・
社外品のブレーキシュウに交換されているんですが、スプリングの長さが長すぎるため、ブレーキ操作を止めてもきっちりリターンせず引きずりを起していました。
元々の掃除やグリスアップもされずに組み付けられたのか、パネルもカム部も汚いままですね。
作業は素人さん以下です・・・
勿体ないですが、交換が必要です。
使用するブレーキシュウは純正部品で、各部グリスアップと清掃をきっちりやるつもりです。
タイヤ交換との同時交換が理想です。費用が少し安くなりますよ~
リヤブレーキも音を出していたんですが、状況はこんな感じ
後ろは純正パーツなんですが、錆が酷かったのか、結構シュウの表面が目詰まりしてます。
表面をペーパーで処理しグリスアップすればよくなっりするんですが、その後又鳴き出したりする傾向が強いので、高い部品でもないですし交換してはどうでしょうか?
一応交換予定で見積もりはしております。
こちらもリヤタイヤとセットがお得ですね。
リヤタイヤ
フロント同様サイズがワンサイズ細いのと製造年が古すぎます・・・
2004年35周目・・・古すぎますね
溝もそんなに無いし、今回の意味合いから交換をお勧め。
点検中にマフラーのマウント部に故障発見
マフラーを固定するためのマウント部下側のボルトが欠品していたんですが、原因はねじ山がなめて潰れている様ですね。
修理しておかないと、マフラーが今度壊れます。
修理はリコイルを使用し、修理となります。
点火プラグ
点火プラグは黒く煤けてかぶってます。
メーカーの分からない海外製品?でした・・・(;^ω^)銅ワッシャが分厚く長さも短くなってるので圧縮も下がってたんじゃないかな。もちろん交換です。
少しはしゃきっとするはずです!
エンジン自体は異音が聞こえます。
恐らくシリンダー並びにクランクシャフト付近のベアリングが傷んでいると思われます。
詳しくは分解しないとわかりませんが、長い間使用するのであれば、エンジンOHも視野に入れておいた方が良さそうですね。
エアクリナー
これは意外ときれい。
ただし油気が殆ど無いので、掃除してからオイルを塗りこんで組み付けですね。
駆動系
ウェイトローラー
消耗は進んでませんが、かなりやれた感じです。走るたびに熱にさらされてしまうので痛みます。
関連部品でスライドピース
これは結構消耗してますね。
Vベルト
全体的にぐにゃぐにゃでしっかりしてません。長距離走ったりすると切れてしまいそうですね。
交換が良いでしょう。
駆動系は年数だけが経ってて消耗もそれなりですが、それ以上にへたっていますね。
これからの事を考えるとOHが必要です。
ファイナルミッションギヤオイルも交換です。
キャブレター
ガソリンが滲み汚れがひどいですね・・・
ちゃんとした方が燃費も向上しますし、調子も上がるはずです。OH予定で見積もりに書いております。
エンジンは一応これだけのことやれば調子が良くなるはずなんですが、中の状態が心配ですね。
また詳しくは電話にて見積もりご連絡します!
見積もりの作業内容
・バッテリー交換
・フロントサスOH
・リヤサス交換
・前後タイヤ交換
・前後ブレーキシュウ交換、グリスアップ
・ブレーキワイヤ潤滑
・点火プラグ交換
・エアクリナー掃除
・マフラーマウント部修理
・駆動系OH
結構内容が多いのですが、実際はエンジンのOHもお勧めしたいところです。
また詳しくは土曜日ご連絡時に!
MTさん D-トラッカー点検報告!&MGさん VT250F点検報告!
2017/01/22 Sun. 22:11 [お預かり車両点検修理!!]
こんばんは
あ!今年初めての投稿ですね。。。(;^ω^)
明けましたねおめでとう御座います!
本年もこんな感じですが、よろしくお願いします。
本日のご紹介は・・点検報告2件です。
まずはMTさんのDトラッカーの点検から。
昨年末お預かりしていて、大変お待たせしてます。
ご依頼の点検以外に修理もあります。
それはエンジン始動中に起こった案件でした。
ある日エンジンを始動しようとセルスタートしてたところ、急に反応が無くなり、うんともすんとも言わなくなったそうです。
まずは、そこを中心に見て行く事にしました。
まずは、バッテリー
常時電圧が12.39Vと少し元気が有りません。
充電が必要ですね。
しかし、セルモーターを回すパワーはまだあるはずなんですが、スタートしてみても反応が有りません。
音的に何もならないので、マグネットスタートリレーの故障か、セルスイッチの接触不良、配線の断線が疑われます。
順に診ていきましょう。
マグネットスタートリレーの故障なら、短絡させるだけで、セルは回るはず・・・
結果は合格無事にエンジンは始動します。
それでは、リレーまで電気が来ているかをチェック・・・
電気が来ていません。
続いて、その電気を流すスイッチがハンドルにあるスタータースイッチです。
右下の始動の際に押すスイッチですね。
こちらの+側、リレー側の点検。
プラス側はOK、ですが、リレー側は電気が来ません。
すなわちこのスイッチが原因ですw
右スイッチを分解してセルスイッチを取り出します。
黄色と赤色のスイッチ接点が結構汚れていましたので、磨きと接点復活剤を使い、導通確認!
結果・・・・OK
戻して、始動確認したところ、無事にエンジンスタートしました。
この部品は始動の際に必ず使うスイッチなんで、消耗したり汚れたりしやすいんですよね~
また当分はこれで大丈夫っす。
引き続いて、点検作業を進めます。
エンジンが始動したので、バッテリーの充電電圧を測定
ちゃんと充電はしてくれているようです。
バッテリーは充電器にて充電し、納車いたします。
保安装置(ヘッドライトやウインカー等)はすべて作動確認済み。
続いて、足回りです。
フロントはフォークからオイル漏れもなく、作動も悪くは有りません。
しかし、ややヘタリが目立ってきたかな~
ここらへんで一度OHするのもありなんですが、点検では良しですね。
ホイールベアリング等も前後みましたが異常なし。
タイヤは溝もしっかり残っていて、製造年もまだ大丈夫です。
しかし、空気圧が低すぎます・・・
約半分くらいまで下がってますので、空気圧を張っておきます。
ややタイヤが硬くなってきてるので、少しだけ低めにセット。
メーカー指定は2キロほどですね。
リアも同様に減っていたので、調整しておきました。
リア足回りは、スイングアームピボットとクッションです。
こちらもガタ無、オイル漏れなし。でも若干滲んでる?拭いてから再度確認しましたが・・・異常なしですね・・・微妙に不安ですが大丈夫かな・・
しかし、フロント同様にヘタリは有りですね。
フロント、リアのクッションはOHを検討する時期かもですね(;^ω^)
ブレーキ
フロントは問題なし。リアはややペダルが深いかな~
フルードが汚れてきているので、交換とエア抜きが必要ですね。
パッドはまだ交換時期ではないですね!
フロント2mmリア2.1mm
ドライブチェーンは調整と給油が必要です。
でも、許容範囲ですけどねw
続いて、エンジン周辺
点火プラグ
まだ消耗も少なく良好ですね。
エアクリーナーもまだ綺麗な状態でした。
ただ、前回の作業で冷却水の交換をしたのですが、リザーブタンクが空っぽ??
ラジエターキャップを外して確認したら、ラジエターにはちゃんと入ってます。
もしかしたら、前回交換の際にエア抜きが不十分だったのかな?
漏れてる様子は有りませんので、タンクに補充し様子を見てもらうことにします。
エンジンオイル
ゲージで確認したところ、少し多いのかな(;^ω^)
去年末に交換したばかりとの事で、今回はパスです。
オイル漏れ等は確認してません。次回オイル交換をお願いします。
これにて、D-トラッカーは終わりです。
以下の内容の修理が必要です。
・スタータースイッチ掃除・・・施工済み
・バッテリー充電・・・必須
・ブレーキフルード交換エア抜き・・・必須
・タイヤ空気圧調整・・・施工済み
・Dチェーン調整給油・・・必須
・クーラント補水、様子見・・・必須
以上です。
MTさん、またご連絡します。
そして、もう一台はMGさんのVT250F
こちらの車両も随分と古い部類になりましたね(;^ω^)
もう立派な旧車です。
しかし、驚きなのは綺麗に維持されているところです。
ごくたまにしか見る機会が無いですが、いつもピカピカです。
素晴らしい!
さて、こちらの車両も点検修理なので、ご報告です。
前回は結構前で、4年半ほど前です。
ではいつも通りバッテリーから
常時電圧
12.32Vと低めですね。充電が必要です。
このバイクのバッテリーは液補充が必要なタイプです。
バッテリー液の状態を確認
しっかりアッパーレベルでそろってました。
充電だけで大丈夫ですね。
充電電圧
しっかり充電してくれているようです。
バッテリーは使ってなんぼだと思ってください。
MFバッテリーとの違いは、定期的にバッテリー液の確認と補充です。
それが寿命を延ばすカギになりますので、気を付けて!
保安装置も正常に作動。
続いて足回り
フロントサスは結構柔らかくなってきてます。
そろそろ一度OHが必要な時期だと思います。
部品の調達が出来そうなら、今回どうでしょうか?
錆びや、オイル漏れ等は有りませんのでそのまま使用も可能ですがね(;^ω^)
リアサスペンション
押すと「ジュゴ!ジュゴ!」と音が出ており減衰もかなり弱ってますね・・・
理想は交換ですが、どうしましょうか~
フロントをもし作業するなら何か手を打たないと、リアが顕著に悪く感じるかもですね~
こちらもオイル漏れ等は確認されてません。
ステアリング関係はOK
ただ、フロントブレーキの効きが弱いですね。
元々インボードブレーキと言われる特殊なブレーキシステムですが、レバーのタッチがフワフワしているし、握りこんでもしっかり止まる感じがしません。
もう少し聞いてくれた方が安心ですね。
こちらもOH予定で、部品を調べてみます。
インボード・ベンチレーテッドディスクブレーキは、ホイールに対しディスクの固定がフローティングになっており、ディスクは分厚くベンチレーテッドディスクです。キャリパーは内側からアクセスしていて、強制空冷できると当時ホンダで開発されたブレーキです。→http://www.honda.co.jp/factbook/motor/VT250/19820500/007.html
ディスクは鋳鉄なのかな?
残念なのがこのシステム・・・部品が重いんですよね(;^ω^)
キャリパーはこんな感じ
ピストン周辺はきれいに保たれてますが、やはり、ブレーキレバー入力に対し、ピストンの作動が鈍いんですよね。。
結構汚れが内部に蓄積してるように感じます。
部品が有ればいいのですが~
パッドはまだ十分使えます。
リアブレーキ
しっかりグリスも残っており、問題は有りません。
ブレーキシューも文句なし。
軽くエアブローしておきました。
タイヤ
フロント
リア
前後共に溝はしっかりあるのですが、製造年が・・・
2007年製造ですね。側面には無数に小さいクラックが入り始めています。
今年は2017年なので10年経つ事になるので、交換が必要です。
ゴムの質が悪くなっていますので、グリップ不足、突然のパンク、トレッド剥離が想像できます。
足回りはそれ以外は文句なしです!
エンジン周辺
点火プラグ
エンジンの調子もそれほど悪くありません。焼けも良好です。
交換は必要ありません。
エアクリーナー
少し古びてきましたが、まだ目詰まりも有りませんし、壊れたりもしていません。
大丈夫ですね。
冷却水
たしか前回交換したものですが、走行距離が伸びていないのか、クーラントも傷んではいません。
ただ、リザーブタンク内が少し減って来てますので、補充だけしておきました。
クーラントは熱を入れる回数で痛みますので、良く乗るようになったらまた交換ですね。
エンジンオイル
色も量も適正ですが、永らく変えていないそうなので、ご依頼通りエレメントと一緒に交換です。
以上で点検は終わり!
以下の内容が修理必要ですね。
・バッテリー充電・・・必須
・フロントブレーキOH・・・必須
・フロントフォークOH・・・お勧め
・リアサス交換・・・お勧めですが、部品の有り無しで無理かも(;^ω^)
・前後タイヤ交換・・・必須
・Dチェーン給油・・・施工済み
・クーラント補充・・・施工済み
またどうするか見積もりを精査してご連絡します!
報告終わり
SKさん フュージョン点検修理結果報告!その2
2016/11/30 Wed. 14:02 [お預かり車両点検修理!!]
こんにちは
昨晩一気に書くつもりでしたが・・・(;^ω^)
続きです。
ブレーキの点検まで報告していましたね。
車両の状態はそんなに深刻なところは有りませんでした。
タイヤ等も空気圧の点検だけで大丈夫で、足回りもステムベアリング以外は大丈夫です。
それでは引き続きエンジン周辺から報告していきます。
エンジンの調子はまずまずです。
かかりも悪くないし、調子も悪くありませんね(#^.^#)
スクーターのエンジン周辺は、ほぼリア回りに集約されていますので、外装などを外して確認していきました。
まずは駆動系(Dベルト周辺)
カバーをめくり分解をして確認します。
部品を見ていると極端な消耗は見られません。
走行距離は35000キロほどで交換はどのタイミングなのかが分かりにくい状況でした。
クラッチ&ドリブンプーリー
クラッチシューの消耗もまだ心配いりません。6万㌔時で交換になるのではないかな~
プーリー側のグリスも切れている感じはありません。
ダストの貯まりもそれほどひどい状態ではありません。
中古購入時に整備されていたのかもしれませんね!
組み付け時に更にグリスアップしておけばOK
ドライブプーリー&ウェイトローラー
極端なグリス漏れもなく問題なし
フュージョンは湿式タイプなので裏蓋を外してローラーを確認してみます。
グリスがてんこ盛り入っているのが特徴の湿式タイプ
ウェイトローラーは方べりが出ていますね。
ベルトの交換時は一緒に交換です。
グリスも古い物の除去と詰め直しが必要です。
ベルトはまだきれい?
中途半端な消耗品交換で、走行距離がいつのタイミングで作業されているのかわかりにくいんですが、
駆動系OH作業するなら4万㌔付近がいいかもしれませんね。
今回はそのままメンテナンスのみで、交換無でも良いようですね~
エアクリーナー
程良く汚れてますね。
古そうな感じもするので一度交換しておいた方が良いと思います。
点火プラグ
電極消耗も少なく、焼けも文句なし。
エンジンオイル
以前バッテリー交換の時に交換している事が分かりました。
色もまだ綺麗だし量も適量です。
フューエルリッド裏に次回走行距離のラベルを貼ってあったのでこのラベルの距離になったら交換に来てくださいね。
ホンダスクーターエンジンの弱点ヘッドカバー周辺のオイル漏れもまだ確認できません。
冷却水
ラジエターキャップを開けて中身を確認。
色も薄まっておりリザーブタンクの方も量が減ってきています。
一度交換が良いでしょう。
水漏れ等は確認できませんでしたので、交換だけで大丈夫です。
以上で点検は終わりです。
下にまとめておきますので、その内容で見積もりを作成しご連絡です。
・ステムベアイング交換(おすすめ)
・ブレーキフルード交換エア抜き(必須)
・ブレーキキャリパー、ピストン揉み出しグリスアップ(必須)
・バッテリー充電(サービス)
・エアクリーナエレメント交換(おすすめ)
・冷却水交換(必須)
・マフラージョイントバンド交換(必須)←エキパイ部のバンドで錆が酷くて固着しています。
以上です。
SKさん フュージョン点検修理結果報告!その1
2016/11/30 Wed. 02:31 [お預かり車両点検修理!!]
SKさん大変お待たせしました。
フュージョンの点検は終わっていたのですが、少し内容が伝わりにくいと思ったので、ブログにて報告です。
以前うちでバッテリーなどを点検交換されていたのですが、その際に点検をお勧めしていたところご依頼くださったという経緯です。
有難う御座います。
では早速点検報告してまいります。
その以前交換したバッテリーですが・・・
常時電圧
12.39V少し低くなっていますね・・・
前回交換させていただいたのが7月末で、走行距離を確認すると250㌔ほどしか乗られていません。
この車両には、純正のセキュリティーもついているタイプなので、もう少し走行距離を伸ばしてもらった方が良いかもしれませんね(;^ω^)
今回は一度充電しておきますので、少し様子を見てもらった方が良いかもしれません。
充電電圧
エンジンがかかれば充電はちゃんとしているようですね。
まだ新しいので問題はそう起こらないと思いますが、寿命に影響する可能性が高いので、もしチョコ乗りが多いようでしたら、少し改善してもらった方が良いと思います。
兎に角満充電しておきますので、様子を見てくださいね。
ステアリング
フロントをリフトして、ハンドルをこのように真ん中付近に持っていくと引っかかる感じが出ています。
この症状は、以前からこのブログで度々ご紹介していますが、ステムベアリングの段付き摩耗が出ている症状です。
ハンドルも大きいし、乗っていてもわかりにくいと思いますが、実際はオートバイが持つセルフステアリング(直進安定性につながる作用)が機能しにくくなります。
今は症状でいうと末期に入りかけております。
このままの状態でも、多分普通に乗れますが、これからはどんどん乗りにくいい状態へ変化していきますので、今のうちに修理してはどうでしょうか?
走行中ハンドルが取られる感じがしたり、まっすぐ走っているとハンドルで修正したくなる場面が増えていくような症状に変わります。
続きまして
ブレーキです。
バッドの残量はまだしっかりありますので大丈夫ですが、ピストンの動きが少し悪くなってきていますね。スライドピンも硬くて固着しかかってますし、このままだと少し心配です。
今回は、汚れもひどいので、外部から洗浄とグリスアップ、ピストンは揉み出しして作動不良を改善しておこうと思います。
フルード
良い色になっています。
交換ですね。2年に一度は交換するようにしましょう~
リアブレーキ
リアはドラムブレーキになるのですが、すでに社外品にて交換されていたようですね。
少しダストが多かったので、エアーにて掃除しておきました。
前後共にクッションが柔らかく感じましたが、もともとこのスクーターは乗り心地優先の車両なので、問題は無いかなw
続いて・・
エンジン周辺と行きたいところですが、、、
ごめんなさい続きは明日書いていきます。
よろしくお願いします。